クロノグラフのタイプ
クロノグラフ(ストップウオッチ)のタイプ別分類
クロノグラフ機能付きの腕時計は、操作方法の観点から次の3つに分類することができます。
- すぐに計測を始められるタイプ
- 時計のモードをクロノグラフモードに切り替えるタイプ
- デジタル表示(多機能クロノグラフ)タイプ
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クロノグラフ計測中、りゅうずは最も押し込まれた位置にあります。
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りゅうずを引き出すなど、りゅうずの位置を変更すると計測がリセットされます。
各タイプの特長
すぐに計測を始められるタイプ
最も長い針がクロノグラフの秒を示すクロノグラフ秒針になります。
クロノグラフ秒針は、常に0秒の位置(12時位置)で待機しているため、計測をすぐに始めることができます。
時刻を示す時針、分針、秒針は、独立しているため、計測中でも時刻確認が容易にできるのも特長の一つと言えます。
時計のモードをクロノグラフモードに切り替えるタイプ
このタイプの時計は、クロノグラフ機能の他に、アラーム機能やローカルタイム機能など多くの機能を合わせ持つ多機能アナログ腕時計です。
各機能は、専用のモード針の表示を切り替えることで、呼び出すことができます。
デジタル表示(多機能クロノグラフ)タイプ
デジタル表示とアナログ表示を合わせ持つ、デジアナタイプの時計では、デジタル表示部分にクロノグラフ表示を行うことが一般的です。各機能の呼び出しは、モードの切り替えによって行われます。
このタイプの腕時計では、スプリットタイムの表示や60分を超える長時間計測が可能なものもあります。
デジタル表示部分がクロノグラフ時間を示しているときに、アナログ部分で現在時刻を確認することができるのも、このタイプの特長の一つです。
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スプリットタイム機能により、測り始めからの経過時間を連続して測ることができます。
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クロノグラフの表示を一時的に停止しますが、その間も計測は行われています。