CITIZEN MANUFACTURE

すべてを、自分たちでつくる。
シチズンのマニュファクチュール。

シチズンの歴史は、小さな工場からはじまりました。そこで培われたものづくりの精神は、今も変わることなく受け継がれています。

機械の力だけでも人の力だけでもなく、その両方を組み合わせることで、シチズンは、1世紀以上ものあいだ「市民に愛される時計」をつくり続けています。

私たちは、時計だけでなくその時計を構成する部品もつくります。そして、その部品をつくるための機械もつくります。すべてを自分たちでつくるからこそ、常に新しい時計づくりに挑戦することができるのです。

その進化に、ゴールはありません。今日も、明日も、100年後も。私たちは、自らの手で時計をつくり続けていきます。

THE MANUFACTURE
DESIGN

腕時計が
生まれる場所。

「どんな時計をつくろう。」私たちは、日々の暮らしの中でいつも時計のことを考えています。デザインから発想する時もあれば、新しい機能や技術がアイデアの元になる時もあります。
時計をゼロからつくる。それは、今ここにないものをかたちにすること。世の中の動向にアンテナを張りながら、変えなくてはいけないものと変えてはいけないもの、思想や理念や利便性や社会性など、さまざまな視点から新しい時計を発想していきます。そして重要なのは、それを空想で終わらせることなく、時計として「使える」ものにすることです。
シチズンでは、「腕時計とは、お客様とのインターフェイスである」という考え方があります。どんなにユニークで美しい見た目でも、身に着ける人が不快になる要素があっては意味がありません。着け心地、操作しやすさ、見やすさ、丈夫さ、軽さなど、あらゆる要素を徹底的に追求する。そのためにも、その時計のコンセプトを明文化し定義することが必要不可欠です。企画、デザイン、設計の各チームが同じコンセプトを共有しあい、身に着けるお客様のことを想像しながら一つひとつの時計をつくっていく。それがシチズンの時計づくりなのです。

PARTS

どんな小さな部品も、
シチズン製です。

髪の毛よりも細い部品、顕微鏡でないと見えないほどの小さな部品。時計はこうした想像を超える極小の部品が何百パーツも集まってつくられます。
ねじ、歯車、バネ、コイル、モーター。シチズンでは、どんな小さな部品も自分たちでつくっています。それだけではありません。さらに私たちは、部品をつくる機械さえも自分たちでつくっています。時にはその機械に使用するオイルまで自分たちでつくります。
なぜそこまでするのか。それは、正確に時を刻む時計をつくるには、正確な部品が必要だからです。そしてもうひとつ。自分たちのイメージどおりの時計をつくるためです。ディテールにこだわり、高精度を求め、時計を構成する一つひとつの部品から製造するからこそ、本当につくりたい時計をつくることができる。どんなに手間がかかっても、どんなに困難な課題でも、自分たちで研究開発し、試験を重ね、かたちにしていく。
これが、シチズンが時計を部品から自社で一貫製造する“マニュファクチュール”である理由のひとつです。

MOVEMENT

人の手と機械から、
腕時計の心臓が生まれます。

シチズンの時計は、すべてが手作りではありません。なぜなら、工程によっては、機械は人には不可能な精度と速度で時計のさまざまな部品をかたちづくることができるからです。特に腕時計の心臓部であるムーブメントは、人の手の感覚と、機械の精密さの両方によって生産されています。
世界でもその品質の高さで知られるシチズンのムーブメントのクオリティは、高い技能を持った社員と、毎日丁寧にメンテナンスされる工作機械によって保たれています。また、予備ユニットや電力設備、空調設備などの工場内のインフラを24時間体制で管理することで、さまざまなトラブルへの対応を可能にしています。
人の手による感覚、そして情熱。そこに自社製の機械による高精度な仕事を組み合わせながら徹底的に合理化を図ること。それは、世界中で愛される腕時計をつくり続けるマニュファクチュールとしての大切な使命なのです。

PROCESSING

シチズンにしかできない、
美しさを。

シチズンの時計の特長のひとつに、外装(ケース)の美しさがあります。特にチタニウムについては、1960年代からいち早くその可能性に注目し、ケース素材として採用。現在もチタニウム加工のパイオニアとして研究開発を続けています。
時計の外装(ケース)は主に、プレス、切削、研磨という3つの加工プロセスを経ますが、ここにもシチズンならではのこだわりがあります。プレス工程では、長年にわたり改善を積み重ねてきた機械を使用し、軟らかく成形しにくいチタニウム素材をもっとも美しく加工できる温度(この温度は企業秘密のひとつです)の研究を行い、精密で個性的なケース加工を実現しています。また、研磨工程では、熟練の職人が一つひとつのケースを丁寧に磨きあげます。粗研磨、中研磨、仕上げ研磨と行っていきますが、この作業には機械ではできない緻密で丁寧な職人技が要求されます。研磨剤も独自で開発しているほか、職人が使う道具もケースごとにカスタマイズするなど、研磨技術を日々進化させることで、シチズンにしかできない美しい仕上げができあがります。
美しい時計をつくる。このシンプルで崇高な課題に、終わりはありません。

ASSEMBLY

時計組立マイスター
という名の時計職人。

部品点数が多く高度な精密さと人の手の感覚を必要とする高級時計は、手作業によって組み立てられます。これを行うのが、卓越した技術を有するシチズンの「時計組立マイスター」です。社内外の検定や賞の授与など日本のものづくりへの貢献が社会的にも認められた職人のみが、この時計組立マイスターという称号を受けることができます。マイスターになれるのは、工場の全従業員のわずか数%。なかでも比類なき技巧を持つスーパーマイスターになれるのはごく一握りです。
マイスターの朝は、作業場の掃除からはじまります。机も床も自分たちで掃除することで、清潔さを維持するとともに、ルーティン化により心を整え、作業に集中できるように全員が心がけています。時計を組み立てる道具は、ピンセット、ドライバー、探り棒、針抑えの主に4つ。すべての道具は自分専用。錆びないように毎日磨いているので、必然的に短くなります。短くなると別の作業用にアレンジをします。そうやって変化させていくことで、より自分に合った道具になじませていきます。熟練の時計組立マイスターになると、道具が数え切れないほど多種多様になるのはそのためです。
スピードはもちろん、ここでは品質が第一。名工としての誇りを胸に、今日も一人ひとりがさらに高度な技術を磨き続けています。

STORES

いつまでも、
愛される腕時計であること。

マイスターの手によって組み立てられた時計は、ようやく出荷の時を迎えます。シチズンの時計を購入できるお店は、日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界130ヵ国以上にあります。2017年には、東京銀座のGINZA SIXにシチズン最大のコレクションを取り揃えた「CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO」も誕生。多くの方にご来場いただいています。
時計をご購入いただいた後も、お客様と長くお付き合いしていきたい。その思いを具現化したのが、The CITIZENなどの高級時計に採用されている「10年間保証」制度です。数ある時計ブランドの中でも10年間の保証をしているブランドはそう多くありません。複雑な機構を持つ時計の修理については、店頭ではなく生産現場である工場でメンテナンスを行うこともあります。適切な場所で適切な修理を行うのも、シチズンのアフターサービスの特長のひとつです。
長く愛される腕時計であること。私たちは、これからもその思いを胸に良い時計をつくり続けていきます。

FACTORIES

マニュファクチュールの、
主役。

シチズンのマニュファクチュールを支える工場は、日本各地にあります。ある工場では歯車をつくり、ある工場では針をつくる。そうしてできあがった部品を集めて、ひとつの時計を組み立てていく。シチズンの時計を腕に着けたら、その時計をつくるために、たくさんの人が関わっていることを、思い出してください。

DESIGN
シチズンデザインセンター
PARTS
夕張工場(歯車)
鹿児島工場(歯車)
秋田工場(回転錘)
飯田松尾工場(プラスチック部品)
シチズンファインデバイス御代田(水晶振動子)
埼玉吉見工場(水晶振動子)
埼玉狭山工場(地板)
シチズンマイクロ(モーター)
河口湖富士工場(プラスチック部品)
河口湖シチズンファインデバイス工場(文字板)
MOVEMENT
ミヨタ佐久工場
PROCESSING
東北北上・北上南工場(表面処理・針)
東北西和賀工場(針)
東北相馬工場(針)
ASSEMBLY
妙高工場
飯田殿岡工場
品質管理・生産管理
所沢本社工場
STORES(販売・アフターケア)
CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO

シチズンのマニュファクチュールが生みだした
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