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GMTウオッチとは

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このページでは、1つの文字板・ベゼルで複数の時刻を同時に表示することができるGMTウオッチについて紹介します。

GMTウオッチの特徴

メーカーによって仕様はさまざまですが、一般的なGMTウオッチには時針・分針・秒針と共に24時間で1周する針(24時間針またはGMT針)、24時間針が指し示す24時間表示が備わっており、GMTウオッチの特徴となっています。
この24時間針と24時間表示を使うことで、1つの文字板・ベゼルで複数の時刻を同時に表示することができます。

一般的なGMTウオッチのデザイン

時刻の表示例
(ベゼルに24時間表示がある場合)

1つの時刻を表示
東京:10時9分35秒
(24時間針も東京:10時9分35秒)

時針を動かす

2つの時刻を表示
ロンドン:1時9分35秒
東京:10時9分35秒

ベゼル(24時間表示)を回転させる

3つ目の時刻を表示
ロンドン:1時9分35秒
ニューヨーク:20時9分35秒

GMTは世界の基準となっていた時刻

そもそもGMT(Greenwich Mean Time:グリニッジ標準時)とは、イギリスのグリニッジ天文台での天体観測を元に決められる時刻のことで、かつて世界の時刻の基準とされていました。

GMTウオッチは、自分のいる地域の時刻と共に、世界の基準となる時刻(GMT)を表示するだけでなく、設定次第で異なる地域の時刻を表示することができます。

ロンドンが基準となるGMT。
現在では天体観測だけでなく正確な時刻を測定できる原子時計を利用した、より正確なUTCが世界時の時刻の基準となっている。

2種類のGMTウオッチ

どのGMTウオッチも、時針・分針・秒針をメインの時刻を知るために使用し、24時間針を2つ目、3つ目(サブ)の時刻を知るために使用します。しかし、GMTウオッチは使い勝手によって2種類に分けることができます。

時針だけを自由に動かせる
Traveller GMT( True GMT)
Traveller GMTは分針・秒針・24時間針を動かさず、時針だけを自由に動かしてメインの時刻を1時間単位で変えることができます。
スムーズにメインの時刻を変更できるため、海外旅行や海外出張などのときに便利です。
旅や出張の間に自分の国の時間を知るために24時間針は自国の時刻に設定しておき、メインの時刻は国と国の移動に合わせて時針を動かして変えることができる。
24時間針だけを自由に動かせる
Caller GMT( Office GMT)
Caller GMTは時針・分針・秒針を動かさず、24時間針だけを自由に動かしてサブの時刻を1時間単位で変えることができます。
スムーズにサブの時刻を変えることができるため、海外へ電話するときなどに相手の国の時間を確認するときに便利です。
自分が使用するメインの時刻は変えず、24時間針を違う国の時刻に変えることができる。

複数の時刻を表示するさまざまな時計

複数の時刻を表示する時計にはさまざまなデザインの時計があります。

一般的なGMTウオッチ
文字板1つで複数の時刻を表示するため、1つ目の時刻と2つ目以降の時刻は、文字板だけでなく分針・秒針も共有しています。時刻を表示するための部品が最小限で済むため、シンプルなデザインでありながら複数の時刻を同時に表示することができます。
スタンダードな時計に24時間針が付いているシンプルなデザイン。
文字板・分針・秒針が共有されているため、複数の時刻の分・秒は同じ時間となる。
時計が2つあるような時計
メインの時刻を表示する時針・分針・秒針とは別に、サブの時刻を表示する針が別で設けられている時計で、デュアルタイムウオッチと呼ばれる場合もあります。
スタンダードな時計とは異なり、時計が2つあるようなデザインをしています。
時計が2つあるようなデザイン。
サブの時刻を表示するための針があるため、メインの時刻とは異なる時間を表示することができる。
(写真のモデルでは時・分が異なる時刻を表示できる。)