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2024.11.22
長野県根羽村「シチズンの森」にて、初の従業員による植樹 林業現場見学、根羽村の方々とのディスカッションも実施
シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市/社長:佐藤 敏彦、以下シチズン)は、2024年6月に設立した長野県下伊那郡根羽村(以下根羽村)の「シチズンの森」にて、11月20日、初となる従業員による植樹を実施しました。
2024年6月6日、シチズンは「都市と森をつなぐ」をキーワードに森林保全を行う一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ、以下more trees)と根羽村、根羽村森林組合の4者間で、森林保全および地方創生事業に関する協定を締結し、企業収益の一部の寄付を通じて、森林保全活動を支援しています。その一環として、根羽村に約1haの「シチズンの森」を設立し、現地にて森林保全活動を継続的に行うことになりました。
今回、当社の従業員14名が、11月20日から21日に根羽村を訪問し、「多様性のある森づくり」を目指し、森林組合の皆さんの指導の下、ケヤキ、ミズナラ、クリ、ヤマザクラといった広葉樹32本の苗木を植えました。
その後、森林組合の林業現場や木材加工場、牛を自然放牧しながら酪農を営む「山地酪農」などを見学し、根羽村の森づくりや、自然や森と共に暮らす村民の方々の取組を感じることができました。
最終日には、根羽村の方々とディスカッションを行い、改めて根羽村の方々の取組や課題をお聞きし、企業としてどのように協働ができるかといった意見交換を実施しました。
【従業員の感想】
実際の林業現場・加工現場を見学できたことは、貴重な機会でした。木材を無駄なく活用していることに驚き、これは森林組合を持つ根羽村だからこその強みだと感じました。
今回の繋がりを大切にし、今後「根羽すぎ」を使ったものモノづくりや、ワークショップを実施したいと思いました。
今後もシチズンは根羽村や根羽村森林組合、more treesと共に、「多様性のある森づくり」の実現に向けて、継続的に取り組んでまいります。
- ■根羽村について
- 下伊那郡根羽村は、長野県の南西部最南端に位置し、面積の92%を山林が占める自然豊かな村です。このたび、根羽村の林野のうち 約1ha を「シチズンの森」と名付け、森林保全活動を行います。
- 当社は長野県にグループ会社及び生産拠点がある為、more treesのご協力で根羽村にて森林保全活動を行っていきます。
■一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)について
音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。地域との協働で森林保全を行う「more treesの森」の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っています。
www.more-trees.org/
<シチズン時計とは>
シチズン時計は、腕時計の部品から、完成時計の組立・調整まで自社一貫製造できるマニュファクチュールであり、世界約140の国と地域でビジネスを展開しています。1918年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、機械式からはじまり、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。シチズン時計は、これからも時計の未来を切りひらいていきます。