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世界の時差について

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このページでは世界の時差について説明します。

世界の時差の基準はロンドン

1884年に行われた国際会議で、イギリス・ロンドンのグリニッジ天文台を通る子午線を世界中の経度と時刻の基点(本初子午線)とすることが定められました。

当時、時刻の基準としていたのは天体観測に基づいて決められたグリニッジ標準時(GMT:Greenwich mean time)でしたが、現在は、天体観測よりも正確な時間を計測できる原子時計に基づいて決められた協定世界時(UTC:Universal time coordinated)を世界中の時刻の基準としています。

経度0度のロンドンの時間はUTC+0時間となり、
ロンドンの時間=協定世界時となる。
ロンドンから9時間進んでいる東京の時間はUTC+9時間となる。

日常でも使われている協定世界時(UTC)

ロンドンは ”日本より” 9 時間遅れている

このように、日本に住んでいる人が海外の時間を知りたいとき、無意識に日本を基準にした時間(日本標準時 / JST:Japan Standard Time)からの時差を使っています。

そのためロンドンを基準にした協定世界時(UTC)は日常生活で使っていないように思われるかもしれませんが、実は普段目にしているパソコンやスマートフォンの時間は協定世界時(UTC)が使われている場合が多いです。

シチズンの電波時計も協定世界時(UTC)が使われています。

よく使われる時差(JST基準の時差)
ロンドンは日本より9時間遅れていると、日本の時間を基準にして時差を考えることが多い。
知らない間に使われている時差(UTC基準の時差)
日本の時間は、ロンドン(協定世界時 UTC)から9時間進んでいる時間(UTC+9時間)として表示される。

時差の境界線はまっすぐではない

例えば、経度の差を考えると、東京(東経 約140度)と大阪(東経約135度)では約20分ほどの時差があることになります。しかし、日常では時差を考えずに生活しています。
このように、日常生活で使われる時間は、その国や地域のルールで決められます。(日本では日本標準時 JSTが使われている。)
そのため、時差の境界線は、経線のようにまっすぐではありません。

経線と時差の境界線は同じではない