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2022.10.21

令和4年度「信州の名工」(卓越技能者知事表彰)  シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 社員が受賞

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シチズン時計の製造子会社であるシチズン時計マニュファクチャリング株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長: 白井 伸司)の社員が、長野県内の高度技能保有者を対象とした、令和4年度 卓越技能者知事表彰「信州の名工」を受賞しました。

1.受賞者

氏 名:井原 正治(いはら しょうじ)
勤務地:シチズン時計マニュファクチャリング株式会社 飯田松尾工場

2.受賞理由

時計部品の金型製造を担い、経験と地道な努力により、加工機のカウンターや目盛では出せない精度を「指先の感覚・感触」で調整する優れた技能を有している。特に超高精度金型における放電加工・研削加工において高い評価を得ており、中でも極薄“箔”加工においては、±0.001㎜以下の精度で加工を行うことができる。
また、後進若年層の育成・地元学生への職場体験の受け入れや技能検定委員を通して広範囲にわたる人材育成や技能継承に尽力している。

3.受賞コメント

この度、長野県卓越技能者知事表彰「信州の名工」を受賞できましたことは、身に余る光栄で あり、喜びに堪えません。長年、機械加工を追求できる環境を整え続けて頂いた、会社関係者、並びに支え続けてくれた同僚、家族、多くの方々のご支援の賜物であり、厚く御礼申し上げます。
今後も金型、部品加工における自動化と手作業の融合に取り組み、時計組立の下支えとなれるように精進して行きたいと思います。また、後進の育成にも一層力を注いでいく所存です。

4.プロフィール

1989年入社以来、時計部品の機械加工業務に従事し、2002年の“平成13年度長野県技能競技大会”では1級ワイヤ放電加工職種で第1位となり長野県知事表彰を受賞。2007年には特級放電加工技能士を合格、その他、1級放電加工技能士(数値制御形彫り放電加工作業)、1級機械加工技能士(平面研削盤作業)なども取得し、幅広い機械加工の技術を持ち合わせている。
2005年飯田市等主催の“江戸のモノづくりシンポジウムin飯田”では地域を代表し「飯田下伊那の若者とモノづくり」というテーマで海外にシフトする製造業を背景に“モノづくり=人づくり”の考えを発信している。   長野県出身 51歳

(※)「信州の名工」」とは、
卓越した技能を持ち、その分野で長野県下第一人者と目されている方を、知事が表彰するもの。技能者の技能向上意欲の増進、技能水準の向上および技能者の社会的評価の高揚を図ることを目的として実施されている。

<シチズン時計とは>

シチズン時計は、部品から完成時計まで自社一貫製造できるマニュファクチュールであり、世界約140の国と地域でビジネスを展開しています。1918年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。シチズン時計は、これからも時計の未来を切りひらいていきます。