ケーブル充電不要が主流になる!? 最先端スマートウオッチ、コネクテッドウオッチの充電事情

スマートウオッチ、コネクテッドウオッチの充電・電池交換方法

スマートウオッチ、コネクテッドウオッチの充電および電池交換方法には、大きく分けて3種類があります。

1. 1ケーブル充電タイプ

   最も多く見られるのがこのタイプです。最近はスマートフォンやタブレットの普及で、日頃からケーブル充電には慣れているという人が多いかもしれません。

2. 2電池タイプ

   アナログ時計を使ってきた人にとっては一番スタンダードなタイプですが、スマートウオッチ、コネクテッドウオッチにおいては、ケーブル充電の後に登場したタイプです。時計に電池が内蔵されており、その電池が切れるまでは充電などすることなく使用し続けることができます。

3. 3ソーラータイプ

   太陽光や室内の電灯などの光を動力とすることで充電できるタイプです。電池交換やケーブル充電が不要で、一度電気を蓄えれば光のない場所でも長時間稼働し続けます。

   どのタイプにもそれぞれメリットとデメリットがありますので、詳しく見ていきましょう。

ケーブル充電タイプのメリット・デメリット

1. ケーブル充電タイプのメリット

   ケーブル充電タイプの最大のメリットは、電池交換が不要な点です。充電さえしっかりとしておけば、予期せず突然電池が切れてしまう心配がありません。モバイルバッテリーとケーブルを持ち歩けば、充電残量が少なくなった際にも安心です。

2. ケーブル充電タイプのデメリット

   ケーブル充電タイプのデメリットとして、充電の頻度が高いことが挙げられます。多くのもので毎日または、2日に一回程度の充電が必要となり、常に充電を気にする必要があります。

   また、電池交換は必要としないものの、充電ケーブルが壊れた場合には買い直す必要があります。外出先に頻繁に持ち出していたら、いつの間にかケーブルの調子が悪くなり充電がうまくいかなくなっていた…というトラブルも想定できます。そんなときにバッテリーが切れてしまったら時計自体が全く使えなくなってしまうので、予備のケーブルは必須かもしれません

   ケーブルの種類も多いため、自分の使っているモデルに適合するケーブルを探すのが難しいこともあります。

電池タイプのメリット・デメリット

1. 電池タイプのメリット

   電池タイプのメリットは、電池交換のタイミング以外は電池残量を気にせず使えることです。ケーブル充電タイプは毎日または2日に一回程度は充電が必要ですが、電池タイプならその手間がありません。

2. 電池タイプのデメリット

   「充電」という行為そのものから解放された点は大きなメリットですが、電池交換をいつか必ず（一般的には半年に一回程度）しなくてはならない点は、面倒に感じるかもしれません。そして電池交換のたびにコストがかかるのも、注意しなくてはならないポイントです

ソーラータイプで充電するメリット・デメリット

1. ソーラータイプのメリット

   「ケーブル充電タイプ」「電池タイプ」における、「充電ケーブルがないと充電できない」「電池交換が必要」というデメリットを解消してくれるのが「ソーラータイプ」です。

   ソーラータイプは光で充電を行うため、充電ケーブルも電池交換も必要ありません。光さえあれば動き続けます。光による充電はエコに繋がることもメリットです。

2. ソーラータイプのデメリット

   ただ、ソーラータイプにもデメリットはあります。

   光によって充電するということは、逆に言えば光がない環境では充電できないということです。そして、光の強さ（照度）によって、充電の速度は大きく異なります。

   屋内照明でも充電は可能なのですが、フル充電までの所要時間は長時間を要します。環境によって利便性が左右されるシステムと言えそうです。