年差±5秒 「エコ・ドライブ」 スーパーチタニウム™
限定モデル（和紙文字板）

Traditional Japanese Paper

和紙と先進技術、その類まれな融合。

光をエネルギー源とする「エコ・ドライブ」は、文字板の下にソーラーセルを配置するため、シチズンではこれまでもさまざまな文字板素材を研究してきました。

その追求の末に出会ったのが、古来より、障子や行灯、提灯など光を取り込むために用いられてきた「和紙」です。なかでも日本三大和紙のひとつであり、国の伝統工芸品にも指定されている「土佐和紙」を「エコ・ドライブ」の文字板に採用しました。

その特徴は長い繊維を持ち、薄さと丈夫さを兼ね備えていること。繊維の隙間から光を透過すると同時に、光を受けて、また角度によって表情を変える和紙独特の風合いを楽しめます。

また、土佐和紙の魅力を最大限に引き出す構造として、和紙にそのまま印刷せず、透明な上板との二重構造を採用。これにより、美しい印字や金属の植字の装着、全体を覆う旭光模様の表現が可能になっただけでなく強度の向上も実現しています。

土佐和紙のなかでも、透き通るほどに薄いわずか0.02ミリの極薄紙「土佐典具帖紙（とさてんぐじょうし）」を採用。

神々しいばかりの紙の白さと粘り強さは、機械漉きながら、一見、手漉きかとみまがうほどで、傷んだ絵画や書物、仏像など世界的な文化財の修復にも用いられています*。

文字板に使用する和紙とは厚さが異なります。