Features 01
年差±5秒、
あくなき高精度の追求。
正確さは、時計本来が持つもっとも重要で普遍的な使命です。The CITIZENは時計の本質である精度に、誕生以来変わることなく向き合いつづけてきました。
1年365日使いつづけても、その誤差をわずか±5秒以内にとどめる。そのために選りすぐった水晶振動子のみを使用し、精密な部品を組み上げることで高精度なムーブメントを開発しました。
さらに、シチズン独自の光発電「エコ・ドライブ」により、光の力だけで動きつづける年差±5秒の高精度を実現。定期的な電池交換を必要とせず、日常の光だけで正確に動きつづける腕時計を生み出しました。
Accuracy
水晶振動子は6ヶ月寝かせる。
クオーツ時計では、ムーブメント内の水晶振動子の品質が、その時間精度の鍵になります。一般のクオーツ時計でそのまま使用できるほど精度の高い水晶振動子であっても、The CITIZENではすぐに使用できるわけではありません。
The CITIZENの年差±5秒モデルでは、できあがったばかりの水晶振動子を6ヶ月寝かせて周波数の特性を見極めます。そして精度の基準をクリアしたものだけを厳選。ムーブメントに組み込んだ後にも計測を重ねた水晶振動子だけが時計に組み込まれています。
Accuracy
1日に1,440回、自動で温度を測定する。
水晶振動子の精度にもっとも影響を与えるものは、温度です。
たとえば、25℃で正常に時を刻むクオーツ時計は、5℃の温度差で1日に約0.1秒の遅れが生じます。通常のクオーツ時計なら気にならない誤差ですが、The CITIZENにとっては非常に大きな誤差に。
そのためThe CITIZENでは「温度補正機能」を搭載し、1日1,440回、自動的に時計の内部の温度を0.1℃刻みで測定して補正。温度差による周波数変動の補正を絶えず行うことで、高精度を維持しつづけているのです。
Assembly
腕時計に命を吹き込む、専任の時計組立マイスター。
自然に囲まれた長野県飯田市にある「南信州高級時計工房」。The CITIZENは、この工房で小さな部品の一つひとつを人の手によって丁寧に組み上げていきます。
シチズンの最先端技術を凝縮した専用設計ムーブメントを搭載する、The CITIZENの組み立てには卓越した技術を要すため、この作業にたずさわることができるのは、熟練した技術を持つ「時計組立マイスター」のみ。
指先の感覚を研ぎ澄まし、五感のすべてを使って命を吹き込む。The CITIZENの一つひとつには、シチズンのクラフトマンシップが宿っています。