革製品を使う責任として。
シチズンは、「環境への負荷を減らすこと」を
素材選びの基準に考え、「LWG認証レザー」の採用を
スタートさせています。
責任ある革製品のためのコミュニティ「LWG」。
LWG認証取得に必要な4つの審査基準
腕時計のバンドに使用されることも多いレザー素材。原皮から革を作る工程では、大量の水と化学薬品を使用し、環境汚染や健康被害を招いています。
このような現状にしっかり目を向け、皮革製造工場に持続可能で適切な環境ビジネスを実行させるべく、設立された国際団体が「レザーワーキンググループ(LWG)」です。皮革製造工場や革製品メーカー、各ブランド、流通業者、NGOなど、さまざまなステークホルダーが設立に関わり、現在は世界65カ国、1,800団体以上に会員が広がっています。
LWGは革の生産工程で使用する化学薬品の安全性や排水処理、エネルギー使用などの環境対策を審査。厳格な国際基準を満たした製革業者にのみ「LWG認証」を付与しています。現在、LWG認証レザーは世界の皮革生産量(完成品)の約25%を占めると推定されます。
◎「レザーワーキンググループ」についての詳細はこちらをご覧ください。LWG認証取得に必要な4つの審査基準
シチズンが取り組む理由
地球環境も人も犠牲にしない未来のために。
LWGはシチズンが大切に考えるトレーサビリティと環境配慮を重点課題としていることから、その意志に賛同し2023年4月よりLWGメンバーに加入。レザーを使用する以上、環境汚染や人権侵害、健康被害に加担することなく、「未来にも豊かな時を。ずっと、みんなに、届けたい」という想いのもと、LWGの基準を満たしたタンナー(製革業者)からの調達を行っています。環境への負担を減らし、何も犠牲にしない未来へ。シチズンは現在約60%のLWG採用率を今後90%以上にすることを目指し、今後もLWG認証レザーの採用を拡大していくとともに、LWGのメンバーとして持続可能な皮革産業の推進に貢献していきます。
シチズンは、LWG(レザーワーキンググループ)
のメンバーです。