森の資源を使う責任として。
シチズンは可能な限り、紙の使用量を
減らすという前提のもと、「FSC®認証紙」の
採用を進めています。
森を守る「FSC®認証紙*」。
FSC®を構成する、2つの森林認証制度
私たちの暮らしに欠かすことのできない木材。しかし残念ながら、市場に流通する木材の中には、違法伐採された木材や管理されていない人工林から過剰に伐採された木材が含まれています。そうした木材を使用することは、地球温暖化のみならず、絶滅危惧種の住処の収奪や原住民族の権利の搾取、また密猟などにもつながっています。
こうした現状を改善すべく誕生したのが、FSC®認証(森林認証制度)です。適切に管理された森林からの木材や再生資源などからつくられた製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組みです。
*FSC®:Forest Stewardship Council®/森林管理協議会。FSC®N002484。◎「FSC®」についての詳細はこちらをご覧ください。
FSC®を構成する、2つの森林認証制度
シチズンが取り組む理由
次の世代に、豊かな森を受け継いでいくために。
シチズンは「気候変動への対応と循環型社会への貢献」を重要課題として捉えており、気候変動の緩和対策として温室効果ガスの排出量削減のため、省エネルギー活動や再生エネルギー由来電力の導入などに取り組んでいます。そうした活動の一環として、FSC®認証を受けた紙を選ぶことは、適切な森林管理を行う林業者や地域のサポートになり、やがてCO2吸収に大きな役割を果たす森林の保全にもつながるため、シチズンはFSC®認証紙の積極的な採用をスタートさせました。知らないうちに環境破壊に加担しないことはもちろん、生物多様性や人権を守りながら、次の世代へ豊かな森、そして美しい地球を受け継いでゆくために。私たちはできることから一歩一歩進めていきます。