シチズンが取り組む活動

「廃棄電池の山が消えた」

エコ・ドライブ

1976年、シチズンは世界初のアナログ式光発電時計を発明しました。
「エコ・ドライブ」と名付けられたその技術は、
太陽光や室内のわずかな光も電気エネルギーに変えて時計を動かす技術。
その後も試行錯誤を繰り返し、余ったエネルギーを二次電池に蓄えて
フル充電すれば暗闇でも6か月以上駆動できるまでに至りました(※)。
便利になっただけでなく、大量の廃棄電池を削減し
地球にやさしい技術として1996年に時計で初めてエコマークを取得。
2014年には時計業界で初めて「エコマークアワード金賞」を受賞しました。

また、エコ・ドライブに不可欠なのが、潤滑油の存在。
部品を劣化させないことで時計を長持ちさせ、
メンテナンスによる環境負荷を抑える特殊な構造をしたオイル「AO oil」を独自に開発。
さらに、この技術を独占することなく世界中の時計メーカーにシェアすることで、
時計産業全体の環境負荷を減らすことに貢献しています。

シチズンが目指すのは、ただ技術の進化ではなく
時計を身につけていただく世界中のお客様ひとりひとりの環境意識を高めていくこと。
「BETTER STARTS NOW」の信念のもと、
永く広く市民に愛されるようにこれからも時計の未来を切り開いていきます。

※一部、駆動期間が半年未満のものもあります。