Mechanical Model
Caliber 0200/0210

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凝縮された、精度と美しさへの飽くなきこだわり。

Features 01

凝縮された、
精度と美しさへの
飽くなきこだわり。

「時間精度の持続性と審美性の両立」をテーマに、加工方法や仕上げを1から見つめ直し誕生した、機械式ムーブメントCaliber 0200。そして実用性を高めるべく、デイト表示を付与したCaliber 0210。マニュファクチュールであるシチズンの設計思想に、長年磨いてきた部品の加工技術や装飾技術を融合させ、これらの特別なムーブメントは完成しました。

Accuracy

部品精度を高めて、時間精度を高める

高い精度とその持続性の実現に適した機構として、フリースプラング方式のてんぷを採用。その製造には極めて高い部品加工精度が求められますが、新規にてんぷの製造工程を開発し、部品として必要な加工精度と審美性を両立しました。

さらに、脱進機にはLIGA工法(微細構造物形成技術)を用いて部品精度を高めるなど、これまで「エコ・ドライブ」ムーブメントの部品製造で培った技術も採用。その結果、クロノメーター規格(ISO3159)を超える平均日差 -3 ~+5 秒を実現しました。

なおバンド取り付け前の完成時計状態で、全数17日間の自社検査を実施。6方向の姿勢・3段階の温度で設定した様々な条件下での検査をクリアし、その証として時計本体には「CAL.02規格検定合格証」が付属します。

部品精度を高めて、時間精度を高める

緩急針を持たないフリースプラングてんぷ。
緩急針を持たないフリースプラングてんぷ。
精度調整は、てんぷに取り付けられたマスロットと呼ばれる小さな錘を回転することで行うため、ヒゲゼンマイに干渉することなく調整が可能。
てんぷと歯車の間に位置し、時計を正確に動かす重要パーツの脱進機は、デバイス製造で培ったLIGA工法を用いて形成。
てんぷと歯車の間に位置し、時計を正確に動かす重要パーツの脱進機は、デバイス製造で培ったLIGA工法を用いて形成。

Aesthetics

細部にまで洗練を重ねた
ムーブメントデザイン

各パーツを美しく仕上げ、単なる装飾にとどまらず、それらが美しく見えるように配置することに強くこだわったCaliber 0200/0210。香箱車から続く歯車の連なりや、美しく仕上げられたてんぷの見え方を最大限に重視したレイアウトが特徴です。

また、歯車やてんぷの仕上げを美しく魅せる受けや地板の仕上げには、ダイヤカット、サティナージュ、コリマソナージュ、ペルラージュと呼ばれる多彩な仕上げを採用。特に、サティナージュと呼ばれるヘアラインで仕上げた歯車を支える受け類には、細部にまでダイヤカットを施し、異なる仕上げから生まれる、美しい立体感を演出しています。

そのほか、てんぷのリズミカルな運動を美しく見せるための工夫や、ねじの上面は鏡面で仕上げ、外周と溝には面取りを施すなど、こだわりは尽きませんが、これらの装飾技術の一部にはスイス ラ・ジュー・ペレ社のノウハウが含まれており、日本とスイスの技術の融合がCaliber 0200/0210の類まれなる審美性を可能としました。

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