シチズンが取り組む活動

「海のゴミが、宝物になる日」

CITIZEN L + UpDRIFT™

海岸に漂着する、ペットボトルの山。
きっと誰もが一度は目にしたことのある光景ではないでしょうか。
海でゴミに絡まったり、誤って摂取したりすることで絶滅危惧種を含む700種もの生物が傷つき亡くなっていますが、
その92%が海洋プラスチックゴミによるものです。

現在、世界の海に漂っていると言われるプラスチックゴミの量はおよそ1億5000万トン。
そこに年間800万トンのゴミが新たに流出していると考えられています。
また、人が水道水などから摂取しているマイクロプラスチックの量は、
1週間でクレジットカード1枚分と言われています。(出典 WWF)
そんな中で、日本国内でケミカルリサイクルによって
原料・資源へと再生されるプラスチックゴミはわずかに4%。(出典 環境省)
便利な生活の裏で、気が遠くなるような現実が差し迫っています。

そんな海洋ゴミ問題にいちはやく取り組んできたUpDRIFT™の活動に賛同し、シチズン エルでは、
ビーチクリーンアップで回収したペットボトルから生まれた繊維をストラップに編み込んだテキスタイルを一部のモデルに採用。

回収して、資源に変えて、作られたものを、長く大切に使う。
ゴミでしかなかったものが、いつか誰かの大切な宝物になる。
たとえ不可能に思えるようなことでも、一歩を踏み出すことで、
きっと未来は変えられると私たちは信じています。