多彩で、多才に、時を刻め。
『Listen to your Beat』
テクノロジーが進化した現代に映像クリエイターとして生きる「大川優介」のルーツとは。
メッセージに込められた想い、どのように表現したのかに迫るドキュメンタリー。
シネマティック動画撮影の裏側も公開。
-1月のCF制作において「挑戦(チャレンジ)」し「経験」したこととは。
シチズン アテッサから若い世代の挑戦をサポートする活動の一環として、お話をいただいたことをきっかけに映像クリエイターである大川優介が「カンヌで広告賞を目指す」という前代未聞のプロジェクトが立ち上がりました。
僕の得意な「シネマティック」な表現で自分らしい映像にしたい。
雄大な自然やドローン映像などを組み合わせた映像を用い、自分の世界観を大切にしながら
この5か月間、何度も協議を重ねて制作を続けてきました。
新しい年を迎えた今、ようやく皆さんに発表することができることを非常にうれしく思っています。
一連の制作過程は、僕のこれまでのクライアントワークでは経験することができない、全く新しい取り組みでした。
これまで沢山の映像を作ってきた僕が、今回初めて挑戦したのが「ドキュメンタリー映像」です。
自分自身に向き合うドキュメンタリー映像を通じて、同世代の若者に「一歩前に踏み出そう」というメッセージを込めた作品となっています。
-今回、人の記憶に残るような映像(ソーシャルメッセージフィルム)を作る上で、 「思考」したことは。
まずは、アテッサが生まれた35年前と今では何が違うのかを知りたいと思いました。
そのために、1980年~1990年のTVCFなどの映像作品を調べました。
僕が生まれる前の時代のTVCMは、ブランドの世界観を伝える映像がとても美しく、非常に新鮮でした。
アテッサは35年前から多くの人々の時を刻んできたロングセラーブランドだからこそ、
この時代の美しいブランド表現を踏襲しつつ、現代風にアレンジしていきたいと考えました。
また、35年前と今では、テクノロジーの進化によって「時間」の感覚が劇的に変化していると思います。
僕は18歳で映像制作を始め、SNSなどを通じて自ら発信していくことで、19歳には映像クリエイターとして仕事ができるようになっていました。
おそらく、35年前では考えられなかった生き方なんだと思います。
「テクノロジーという武器」に後押しされている僕たちの世代こそ、「感覚を磨き、自分の個性にこだわって生きるべきである」と考えています。
今回の映像制作では、そんな思いを込めて、「時(とき)」と「感覚」を組み合わせた『時感(じかん)』という言葉を使ってメッセージをつくりました。
-カンヌで受賞することで、YouTuberの社会的地位を上げたいとのことでしたが、プロジェクトを進行していてどのように感じていますか。
18歳から映像制作をはじめ、これまで多くの方から共感をいただいてきました。
早い時期から映像制作を始めたからこそ、今のポジションがあると思っています。
そんな自分だからこそ、将来の枠にとらわれることなく、常に新しいことへの挑戦を続けていきたいと思っています。
そのために、まずは、当たり前のことを継続していくことが大事。
好きなことを続けていれば、良い結果を得ることができると信じています。
それが自分のコアであり、自分にとっての映像制作であり、
シチズン アテッサと共に取り組んでいるこのプロジェクトでもあります。
同世代の人たちには、好きなことをきっかけにし、自分の感覚を信じて何かに挑戦してほしい。そうすることで、価値観や選択肢を広げられます。
その先には、皆さんの中にそれぞれの世界観(ゴール)ができるはずです。
ぜひ、見つけてほしいです。
今、目の前のゴールは、歴史と権威を誇る広告賞、カンヌライオンズでの受賞です。
無謀だという人もいるかもしれません。しかし、このプロジェクトに真剣に取り組むことで
自分にとっての選択肢はもっと増えるはずだと信じています。
自分のそんな信念や考え方が、多くの人の共感を得られればうれしいですね。
今回の作品は、今の自分が持てる映像制作の能力を全て注ぎ込んだ自信作です。
今後このプロジェクトで発表する映像の数々も、2022年を代表する映像になるはずです。
楽しみにしていてください。
大川優介の挑戦と
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