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俳優・大谷亮平が語る
シチズン「アテッサ」
稀代の表現者が見出す、作品づくりへの情熱と
「アテッサ」が共鳴する地点―

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やっぱり最後は、自分を信じることに落ち着くのかなと思います。

韓国で俳優・モデルとしてのキャリアを積み、日本でも活躍する大谷亮平さんが出合ったシチズンの「アテッサ」。作品に出演するたびに深みを増すその演技には、どのような背景があるのでしょうか。今回はシチズン『アテッサ ACT Line(アクトライン)/「CC4104-53E」』を手に、時計の選び方やバレーボールで培った時間への向き合い方、そして俳優としての考え方をインタビュー。言葉一つひとつから、未来へと続くまっすぐな思いが伝わってきました。

時計が持つ軽さと重み。それを支えるストーリー

着用イメージ
大谷さんに今回着用してもらったモデル「CC4104-53E」の感想をたずねると、まずはその見た目についてこう語ってくれました。

「重厚感がすごいですよね。そして、高級感もある。それなのに、実際に着けてみたら、その軽さにびっくりしました。実は僕、若い頃はゴツゴツした重い時計を好んで着けていたんですけど、いつの間にか使わなくなってしまって。正直、重くて腕が疲れてしまったんですよね。そういう意味で、この時計には自分が『欲しい』と思う要素がうまく合わさっていると感じました」

軽いのに重厚感もあるというのは、一見相反する要素のようでいて、シチズンが長年追求してきたチタニウム技術による成果のひとつ。独自のスーパーチタニウム™素材を用いることで、ステンレスと比べて約40%も軽量でありながら、キズにも強い。その強さと軽さの良質なバランスが、大谷さんにも伝わっていました。
着用イメージ
今回着用いただいた「CC4104-53E」のデザインについて伺うと次のように返ってきました。

「文字板に小さなダイヤルがいくつかあって、シンプルとは言えない部分もあります。でも、色合いやバランスがきれいにまとまっていますよね。派手すぎず、それでいてしっかり存在感もある。パーツの一つひとつにもインパクトがありますが、大きさやデザイン、配色などがうまく調和していて、『あ、これはいいな』と思いました」

大谷さんは、時計を何本も持たない主義。無理に買いそろえるのではなく、本当に好きと思えるものだけを厳選するのがこだわりだと言います。

「デザインはシンプルで、普段使いしやすいものが好きです。そもそも、あまりモノを多く持ちたくないんです。とりあえず買っておこうみたいなのが苦手。時計を選ぶときも、こだわったものを手に入れたいし、衝動買いはほぼしないですね。アクセサリーも基本的にしないので、唯一着けるのが時計なんです」

大谷さんが手にとるものは、何らかのストーリーが付随していることが多いそう。単なる「機能」や「デザイン」だけでは割り切れない背景を大切にしていると言います。

「本当に気に入ったものだけ身に着けたいと思っています。もちろん特定のブランドが好きとか、一目ぼれすることもありますが、むしろ誰かからの贈り物とか、海外で出合ったとか、そういうストーリーがあるものに惹かれる。身の回りのものを振り返ってみると、全部にドラマチックなストーリーがあるわけじゃないんですけど、友人が絡んでいたり、プレゼントとしてもらったり、ちょっとしたエピソードがあることが多いです」

商品イメージ

着用商品

エコ・ドライブGPS衛星電波時計

CC4104-53E
¥308,000(税抜価格¥280,000)

アテッサ初のセラミックス素材をベゼルに採用

スーツスタイルとカジュアルスタイルの両方で使えるACT Line(アクトライン)は、男らしくタフでシャープなデザインが人気。この『アテッサ ACT Line/「CC4104-53E」』は、アテッサで初となるセラミックス素材をベゼルに採用した革新モデルだ。

軽量で耐久性に優れたスーパーチタニウム™ケースと、精悍な印象のブラック文字板が見事に調和しています。八角形のセラミックベゼルには、チタニウムでは表現が難しい荒めのヘアライン仕上げを採用。立体的なパーツ構成により、ケースは存在感のある堅牢な印象を放ちます。高度なチタニウム加工技術により、八角形セラミックベゼルの角とケースのエッジを精密に整合させ、ケースからバンドまでシームレスに流れる洗練された外観を実現。ダイヤルはチタニウムの原石の質感を想起させるデザインとなっている。サブダイヤルを囲む金属製リングと外周の光沢リングが、力強さと上質さを兼ね備えたデザインを生み出しています。

利便性も高く、GPS衛星電波受信機能搭載で世界中どこでも正確な時刻を維持します。光発電エコ・ドライブ技術により電池交換不要で、約5年間のパワーリザーブを実現。クラリティ・コーティングされたサファイアガラスが視認性を高め、10気圧防水と耐磁機能で日常使いも安心です。

なお、今回大谷さんに着用いただいたモデルのカラーバリエーションとなる「CC4105-69E」も登場。さらに八角形ベゼルにチタニウム素材を採用した「CB3044-55E」「CB3045-61E」も登場しました。
着用イメージ

バレーボールで培った続ける力

着用イメージ
俳優という仕事柄、日々さまざまな撮影や役作りに追われる大谷さんですが、実は学生時代からずっと続けていることがあります。それが、バレーボール。

「最も時間を使っていることと言えば、仕事はもちろんですが、ジムが多いですね。あとはバレーボールも『やめどきを逃してしまった』という感じで、ずっと続けています。僕の中で昔から続けてきたものといえば、仕事とバレーボール。もう30年以上やっているので、すごく長いですよね。韓国には12年間いましたけど、バレーボールはその間もずっと続けていました」

アスリートレベルの真剣さで取り組むわけではなく、身体を動かすことが楽しいから続ける。年齢を重ねればケガや痛みも増えるが、チームメイトとの会話や勝ち負けをともにするという行為すべてが「生活を豊かにしてくれる要素」だと言います。

「特に深い哲学があるわけではありませんが、バレーボールに対しては仕事とは別のところで情熱を注いでいて、ある程度の時間を犠牲にしてもやりたいことなんです。学生時代より今のほうが痛みも出るし、翌日に響くこともあります。それでも、みんなで試合して、勝っても負けても共有できるのが楽しくて。それがやめられない理由ですかね」

バレーボールに打ち込む時間は、大谷さんにとって仕事と別の形で心と身体を起動させる大切な習慣。1日のスケジュールに食い込むことがあっても、「続けたい」という熱が勝る。そのパワーこそ、海を隔てた先でもバレーボールを12年間続けられた原動力。

物事を長く続けることの尊さと難しさを、俳優という仕事とバレーボールというライフワークの両面から実感している大谷さん。それらの活動を大切にすることは、腕時計のように毎日をともに過ごすものを大切にするスタンスとも響き合っているように感じられます。

楽しむこと。そして自分を信じること

着用イメージ
韓国でキャリアを積んだ後、日本のドラマ・映画界へ復帰した大谷さん。それだけに、日韓における表演や演技の違いについて聞かれることも多いと言います。

「実は、僕はあまり違いを感じていません。もちろん韓国の方が感情表現が豊かとか、表現に違いはあるかもしれません。ただ、それは日韓の差というよりは、個人差のほうが大きいように思っています。実際、韓国で有名な俳優さんたちとご一緒しても、特に演技アプローチが日本と違うとは感じませんでした。

俳優仲間ともよく話すのですが、撮影には『本当に楽なコンディションで臨む』というのが理想だと考えています。アスリートの方もそうだと思うのですが、緊張感はありつつも、余計な欲がない状態。常にそこを目指しています」

そして、撮影現場では、NGを恐れない姿勢にこそ、演技を楽しむヒントがあると感じると話す大谷さん。重要なのは自信を持つこと、そして、リラックスをすること。

「自信とは、撮影現場で言えば、『自分のミスを悪いと思わない』ということも含まれるのかもしれません。以前ご一緒した俳優さんが必ず最初に自分でNGを出すんです。一見、周りからすれば失礼かもしれません。ですが、ミスを恐れず何度でも納得いくまでやろうという姿勢で、その境地にいけるのはすごいですよね。そうした姿勢こそが、演技の質の向上だけではなく、仕事自体を楽しむこと、ひいては、リラックスすることにつながる。もちろん過信とのバランスもあるんですけど、表現をするうえで最後は自分を信じることに落ち着くのかなと思います。それがなかなか難しいのですが、その境地を目指して、今は表現することに邁進するのみ、ですね」

Profile

大谷亮平

1980年10月1日生まれ。大阪府出身。「ダンキンドーナツ」の広告出演をきっかけに韓国に渡り、韓国にて約12年間モデル・俳優としてのキャリアを積む。2016年より日本での活動を開始し、フジテレビ月9「ラヴソング」にてデビュー。その後数々の話題作に出演し、近年の出演作に、ドラマ「スカイキャッスル」(2024)、映画「スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナル ハッキング ゲーム」(2024)、映画・ドラマシリーズ「ゴールデンカムイ」などがある。今後も待機作を多数控えている。韓国語を自在に操る語学力と幅広い表現力を武器に、今後のさらなる飛躍が期待される。

Model / Ryohei Otani
Photo / Makoto Nakagawa(magNese)
Styling / Takafumi Kawasaki
Hair & Make-up / Hamaguchi
Text / Kotaro Tsuji
Edit / Ryutaro Hayashi(Esquire)

商品イメージ

着用商品

エコ・ドライブGPS衛星電波時計

CC4104-53E
¥308,000(税抜価格¥280,000)