ECO-DRIVE
エコ・ドライブ
わずかな光で時計を動かす
太陽の光や室内のわずかな光も電気に。
あまった電気は二次電池に蓄えて。
長時間動くから、
定期的に電池を交換する必要はありません。
環境負荷になる廃棄電池も出しません。
自然のチカラで時計を動かす。
時計と長く、気持ちよく付き合っていく。
エコ・ドライブはシチズン独自の技術です。
廃棄電池を出さず、わずかな光で動く
「エコ・ドライブ」が生まれたのは1976年のこと。太陽光や室内のわずかな光も電気エネルギーに換えて時計を動かす、シチズンが発明した世界初の技術です。 余ったエネルギーは二次電池に蓄えてフル充電すれば、暗闇でも6か月以上動き続けます。生活の中で腕時計が止まる心配なしに安心して使うことができる。しかも定期的に電池を交換する必要がないので、環境負荷になる廃棄電池も出しません。ちなみに1年分の廃棄電池を積みあげると、エベレスト並みの高さになるのです。地球に優しい技術だから廃棄電池をぐっと減らせる。その役割を50年近く担い続けています。
初めてエコマークを取得した時計
便利になっただけではありません。定期的な電池交換がいらない「エコ・ドライブ」は大量の廃棄電池を削減する地球にやさしい技術として1996年に時計で初めてエコマークを取得しました。エコマークは環境保全に貢献すると認められた商品の印です。2014年には時計業界で初めて「エコマークアワード金賞」を受賞。美しい地球を守る時計として評価されています。
時計を長持ちさせる「AO oil」
時計が動き続けるために欠かせない素材のひとつ、それは潤滑油(オイル)です。オイルが劣化すると時計は止まってしまいます。それだけでなく、電池の消耗や部品の劣化などを引き起こし、時計の寿命を短くしてしまうのです。シチズンは時計づくりに必要な部品も、その部品をつくる機械さえも自分たちでつくります。理想の時計をつくるためにオイルの研究にもチャレンジし、部品が劣化しにくい「AO oil」を開発しました。時計を長持ちさせ、メンテナンスによって環境負荷を抑える革新的な潤滑油。シチズンはこの「AO oil」の技術を独占せず、世界中の時計メーカーが使えるようにしました。良いものはみんなで共有したい。そんなシェアの心がシチズンのDNAに根付いているのです。