TECHNOLOGY
&TECHNIQUE
1.00mmのムーブメント
過度な機能や華美な装飾を極限まで削ぎ落とし、時計の美しさを限りなくシンプルに表現する。
そのための最大の挑戦は、薄さ1.00mmのムーブメントに85個もの部品を内包することでした。
たとえば時計の心臓部である「ローター」は通常の3体構造のまま、1.00mmのムーブメントに収めることは不可能。そこでこれを2体構造にし、今までにない溶接技法で大幅なサイズダウンを図りました。
コイルや二次電池においても試行錯誤を繰り返し、時計づくりのあたりまえを根底から覆す、常識を超えた構造を実現しました。