時計の知識

りゅうずを使いこなす

ロック付きのりゅうず

りゅうずのロック機構について

腕時計によっては、りゅうずにロック機構が付いています。
このロック機構は、りゅうずを「ねじ」のように時計側面に固定することから、「ねじロック」と呼ばれています。

上の図は、ロック付きのりゅうずとロックのない一般的なりゅうずの模式図です(実際の構造とは異なります)。
ロック付きのりゅうずは、ねじを完全にゆるめない限り、動かすことはできません。

ねじロックりゅうずのモデル例

ロック機構付きのりゅうずを「ねじロックりゅうず」、ロック機構付きのボタンを「ねじロックボタン」と呼びます。

りゅうずにロック機構が付いているかどうかを確認する

モデルによって、ねじロックりゅうずかどうかの判別ができない場合があります。
以下の方法で、お手持ちの時計のりゅうずが「ねじロック」であるかどうかを確認します。

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無理に操作を行うと、ケガをしたり時計に傷を付けてしまうことがあります。ご注意ください。

りゅうずが押し込まれた状態のときりゅうずを引いてみて引き出せなければ、ねじロックりゅうずです。
または、りゅうずを右に回してみて全く回らない、あるいは、ある程度回ったところで回らなくなったら、ねじロックりゅうずです。
りゅうずが引き出された状態のときりゅうずの位置を0にします。そこから、わずかに押し込まれ、離すと戻れば、ねじロックりゅうずです。
ロック機構のないりゅうずでは、りゅうずの位置が0のときに、それ以上押し込むことはできません。

ねじロックりゅうずを操作する

ねじロックりゅうずを解除するねじをゆるめるようにりゅうずを左に回します。
ねじロックが解除されると、ロック解除のクリック感と同時にりゅうずが少し飛び出します。
このりゅうずの位置が0(通常位置)です。
ねじロックりゅうずをロックするりゅうずが最も押し込まれた位置(0)にあるときに、さらにりゅうずを押し込みながら、ねじを締めるように右に回します。
右に回らなくなったら、ロック完了です。

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