外装機能ガイド

ヨット計測機能の使い方

はじめに

通常のヨットレースでは下図のようなマークが設定され、決められた順番にマークをいかに早く周るかで順位を競います。方位は北=0°、東=90°、南=180°、西=270°というように角度で表されます。またヨットが中心軸より右から風を受けて走る状態をスターボードと呼び、逆にヨットが中心軸より左から風を受けて走る状態をポートと呼びます。

ケース1

ケース1

スタート前に風上マークの位置をコンパスで読み取り、風上マークと時計の12時位置の"▲"を合せます。

風上マークからサイドマークへ向かうコース(スターボードリーチ/STARBOAD REACH)は左下の緑の"▲"の示す方向にありますので、悪天候でマークが見えなくてもその方向にヨットを走らせればマークに到達できます。

同様にサイドマークから風下マークへ向かうコース(ポートリーチ/PORT REACH)も、右下の赤の"▲"の示す方向にヨットを走らせれば風下マークへ到達できます。

同様に風上マークから風下マークへ向かう時も、6時位置の"▲"の数字を読めば方向を知ることができます。

<注意>
ただし、これはθが45°に設定された場合に有効であり、θ=60°のようにサイドマークが横に張り出した場合は緑、赤の各々の "▲" の上の数字を、又θ=30°のようにサイドマークが中に入り込んだ場合は緑、赤の各々の"▲"の下の数字を読まなければ正確なコースが引けません。

ケース2

ケース2

ヨットは通常、風に対して 40°~45°くらいまで風上に向かって走ることができます。

レースの前に風上いっぱいまで走らせて、その角度を右上の赤(または左上の緑)に合わせておけば、スタートしてからの風のシフト(ふれ)を読みとることができます。これにより、自分のヨットを有利な方向へもっていくことが可能です。

ケース3

ケース3

スタートラインの傾きを知るのに使用します。

通常スタートラインは風向きに対して直角に設定されますが、風は常に変化していますので、完全に直角に設定されることはほとんどありません。

そこで風向きに12時位置の“▲”を合わせ、片方のサイドに向かってヨットを走らせます。このときのヨットの走っている方向が、3時位置(または9時位置)の白い線より+(プラス)側であれば、現在向かっている方向のマーク寄りからスタートした方が有利ということになります。逆に、-(マイナス)側であれば、今向かっているマークの反対側が有利ということになります。

レースにおいて以上の3つの機能を駆使することにより、自分のヨットをより有利なポジションにもってゆくことが可能になります。