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騎手・武豊とシチズン「アテッサ」
互いに積み重ねた35年の時

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天才ジョッキーから放出される競馬への熱情と、「アテッサ」が共鳴する地点―

騎手・武豊さんが出合った、シチズン アテッサのACT Line(アクトライン)。武さんが騎手としてデビューを果たしたのは、シチズンからアテッサというブランドが誕生した1987年のこと。それから今日まで、共に35年という時を刻んできました。天才ジョッキー・武豊の矜恃(きょうじ)とアテッサのモノづくりへのこだわり――お話しをうかがうと、根底に共通するものが垣間見えてきました。

馬上でも様になりそうな「アテッサ」のデザインに一目惚れ

着用イメージ
「時計は、大きなレースに勝った記念にご褒美として購入することが多いですね。別に賞金が入ってくるから買うわけじゃないですよ(笑)」と、冗談めかして笑う武さん。実は知る人ぞ知る、競馬界でも屈指の時計愛好家です。

「記念に購入した時計を着けると、『あの馬で勝ったときのものだ』とか、『あのレースは大変だったな』とか思い出としてよみがえってきます。次に大きなレースに勝ったら、次の一本はどれにしようかな? と考えたりもします」

そんな武さんは、「ファッションブランドの時計よりも時計メーカーの時計が好き。餅は餅屋ではないですが、せっかく着けるなら、職人のモノづくりが感じられるほうがうれしいですね」と語ります。ムーブメントから自社で一貫して製造できるマニュファクチュールであるシチズンにも、高い技術を持つ時計職人が丁寧につくり上げている印象を持っているとのこと。

記念となる時計を何本も所有している武さんですが、そのほとんどはクロノグラフ。

「眺めがいいんです。男の子の多くは、機械っぽい感じが好きじゃないですか。それが腕にあると思うだけでうれしいんです」。

そこで気になるのが、その活用方法。騎手だけに、調教時などにクロノグラフで時間を計ったりすることはあるのでしょうか? 「メカニカルな感じが好きなだけで、常時使いこなしているというわけではないと思います(笑)。それに、日常生活の時間と競馬の時間は感じ方が全く違いますからね」との答え。そもそも、馬に乗っているときは、時計を使わなくても、何秒くらいのペースで走っているかわかるそうです。

「レース中も、例えば1000mで『59.8秒くらいかな』とわかりますね。後で見直すと、絶対にその通り。そのあたりの狂いはありません。それよりも、ゲートインするときには、『あと2分20秒後には結果が出ている』と考えただけでゾッとします。しかも、0.1秒単位で勝利の分かれ目があるわけですから、競馬では時の怖さを感じます」

今回の撮影で装着していただいた、『アテッサ ACT Line/ブラックチタン™シリーズ「CC4016-67E」』もクロノグラフ。一目で気に入ったご様子でした。

「腕に着けたとき思わず、『格好いいね』と声が出ました。ブラックのボディにオレンジの秒針の差し色も綺麗。クロノグラフで、機械っぽさが全面に出ているのも好みです。僕は時計を着けるときに、TPOに合わせてどれが最も似合うかを考えます。フォーマルな場だと、シックな革ベルトにシンプルな文字板の時計を選ぶことが多い。ですが、このアテッサの「ACT Line」はスーツにもカジュアルにもピッタリな印象です。調教時に着けても違和感がない。これで馬に乗っていると、高いセンスの持ち主に見えそうですね」
TPOに合わせて選ぶために、海外遠征では数本の時計を持っていく武さん。GPS衛星電波受信機能を備え、さらに簡単な操作でも現地時間に合わせられることを伝えると、「海外遠征のときに一本あると便利そう」と一言。自らを“アナログ人間”と称しますが、最先端技術などが施されていると少しワクワクしてうれしくなるそうです。

実は「アテッサ」と武さんは、ある意味で同期。1987年に「アテッサ」ブランドが誕生し、ちょうど同じ年、武さんは競馬界にデビュー。今年で35周年を迎えます。

「それを聞いて、より親近感が湧きました。35年の時を積み重ねるのは、簡単ではありません。もし、少しでも立ち止まったら続かないので、常に進み続けることが求められます。ブランドに携わる方のプレッシャーも生半可ではなかったでしょう」

噛みしめるように発した言葉は、まるで自分自身の35年に重ね合わせるよう。武さんは、「一緒だと思います。僕は騎手という仕事において、責任を背負っている。『アテッサ』に携わる時計職人も同じはずです」と、その苦労を慮(おもんぱか)ります。

あっという間だった35年。こんなに長く乗って、たくさん勝てるとは思いもしなかった

着用イメージ
武さんのデビューは1987年。競馬ファンなら、いえ、競馬ファンならずとも、その衝撃を覚えているでしょう。初年度の勝利数は69でG3、G2を含む重賞を三つ制覇。翌年には、10代にしてスーパークリーク(オグリキャップ、イナリワンと共に「平成三強」と呼ばれた名馬)でG1・菊花賞を制覇しています。

以来、現在に至るまで、中央・地方を合わせた通算勝利数は4500勝以上! G1も115勝以上という実績を残しています。武さんを語る際、「天才」「スーパースター」「レジェンド」など、さまざまな枕詞がつくのも納得の数字です。

武さんは、「この年齢まで乗っているとは思わなかったですし、こんなに勝てるとも想像していませんでした。若い頃、50代を過ぎて勝ち続けている騎手を見ながら、『凄いな』と感心していたくらいですから。でも、今では自分がその立場。なんだか不思議な感じがします」とデビュー当時を述懐します。

「35年を振り返ってみると、本当にあっという間でした。競馬にはシーズンオフもありませんし、一年中、土日はレースをやっています。日曜が終われば、もう次の週末のことを考えて楽しみになる。それの繰り返しで、気がつけば35年です。よく『辛くはないですか?』と尋ねられることもありますが、競馬が好きなので、全然しんどくありません。逆に、35年もこんなに楽しいことを続けられて、ありがたいと思っています。強いて言えば、長い休みも取れないし、家族には申し訳ないかな(笑)」

武さん自身、あっという間だったという35年。ですが、それは振り返った今だから言えることでしょう。常に歩みを止めず、20代、30代、40代、そして50代と、時代を積み重ねてきた結果なのです。

「20代は、ただただ無我夢中」と語る武さんに、「当時はアイドル並みの人気でしたね」と水を向けると、「そう言えば、キャーキャー言われていました」と少し苦笑い。「日本中が、競馬ブームの真っ只中でしたから…。オグリキャップとかすごい人気でしたよ」と続けました。

競馬ファンならずとも、「芦毛の怪物・オグリキャップ」の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか? 引退レースとなった1990年の有馬記念、騎乗したのはデビュー4年目の武さんでした。下馬評を覆して優勝したレースは、今でも記憶に残る一戦として多くのファンの心に刻まれています。

初めて経験することばかりで、楽しくて仕方がなかった20代を経て、30代を迎えた武さん。「どの騎手もそうだと思いますが、30代は経験を積み、体力も充実し、最も脂が乗って充実していた時期」と語ります。その言葉通り、34〜36歳までは、3年連続で「年間200勝」を達成。第一線で活躍する一流騎手の目安を「年間100勝」とする考え方もありますが、それを照らし合わせてみても、とてつもない記録であることがわかるはずです。

40代前半の大ケガとスランプ。振り返ると人生においては良い経験だった

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20代、30代は、まさに「天才」の通り名にふさわしい活躍。競馬界を代表するジョッキーとして、さまざまな記録を塗り替えていきます。ところが…40代の回想は、「しんどかったですね」という言葉から始まりました。

騎手という職業柄、武さんもケガとは無縁ではありません。それは2010年3月27日、毎日杯での騎乗でした。左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折、右前腕裂創の重傷。武さんの騎手キャリアの中で最大の落馬事故でした。全治半年。本人いわく、「しんどい時期」の始まりです。

「初めて成績が下がり、思うように結果が出ない。そういった経験は初めてで、『自分もこういった状況になるんだ…』と感じたときもありました」と武さん。ルーキーイヤーから勝利を重ね続け、記録を塗り替えることが当たり前だったからこそ、その悩みはより深いものだったことは想像に難くありません。

「競馬というのは、馬とジョッキーだけでやるものではありません。馬主さんがいて、調教師さんがいて、ファンがいて、それ以外にもさまざまな人が関わっています。当然ですが、全ての人にとって競馬は遊びではありません。成績を残せば良い馬に乗れるし、それがまた勝ちにつながる。逆に成績が残せなければ、人も馬も離れていくシビアな世界。結果が出なくなって、そういった当たり前のことをより実感するようになりました」

一般的に、騎手の平均年齢は30代後半と言われています。武さんの父親である武邦彦さんは46歳で、弟の武幸四郎さんは39歳で騎手を引退しました。大きなケガを負い、スランプが続く中、周囲からは「たくさん勝ったし、もういいんじゃないか」という声も聞こえてきたそうです。ですが本人は、「その選択は全くなかった」と言い切ります。

「ケガをしたときに考えていたのは、どうやったら早く復帰できるか? ということ。辞めることは全く考えていませんでしたね。ただ、みんなが自分のためにいろいろとやってくれているのに結果が出ないことは、申し訳ない。それが辛かったですね」

しかし、その苦しみは、武豊という人間に更なる深みを与える機会にもなりました。

「今になって振り返れば、20〜30代には感じなかったことを知ることができたり、支えてくれる人の大事さを改めて感じたり、人生という意味では非常に良い経験だったと思えます。調子が悪いときも応援、支援してくれた馬主さんや調教師さん、変わらずにいてくれた人たちのありがたさは、一生忘れることができません」

武さんは、デビュー時に所属していた厩舎の調教師、つまり師匠である故・武田作十郎さんから、「みんなから信頼される騎手、誰からも愛される騎手になりなさい」との教えを受け、自らの原点ともなっています。だからこそ、辛い時期にも支えてくれる人もいたのでしょう。そしてこのケガによって、言葉の重みを改めて噛みしめたと言います。

「やっぱり、いろんな人に支えられている世界なんですよね」

しんどい時期に支えられたのは、人だけではありません。後に武豊さん騎乗でダービー馬となる「キズナ」との出会いもこの頃でした。

「キズナと出会ったのは、2013年。長いスランプを脱して、ダービーで結果を残すことができました。『やった、勝ったぞ!』というよりも、『勝って良かった』としみじみ感じました。なにより、喜んでくれる人が大勢いたことがうれしかった」

武さんのダービー制覇は、2005年のディープインパクト以来です。久しぶりの感触を噛みしめながらの表彰式で、大勢のファンから掛けられた「お帰りー!」の声援。競馬ファンなら誰もが知る名言「僕は帰ってきました!」は、その「お帰りー」に思わず答えた素直な言葉でした。



商品イメージ

着用商品

エコ・ドライブGPS衛星電波時計

CC4016-67E
¥275,000(税抜価格¥250,000)

遊びも仕事も謳歌する男性のためのACT Line(アクトライン)。スーツスタイルとカジュアルの両方で使える、力強く軽快なデザインが魅力です。そのフェイスは、ブラックとピンクゴールドの差し色が印象的で、男らしいシャープな力強さとエレガントな美しさを併せ持ちます。

独自技術の結晶であるスーパーチタニウム™を採用し、驚きの軽さと高い対傷性を実現。位置情報取得機能、ならびに衛星電波受信機能を搭載。太陽光や室内のわずかな光を電気に換え、時計を動かし続ける光発電「エコ・ドライブ」によって定期的な電池交換は不要。さらにワールドタイム機能(39時差)も兼ね備えて、わずか2ステップで海外の現地時間に合わせることが可能です。



凱旋門賞は、いつか勝たなきゃ。だって、武豊ですから

着用イメージ
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そして50代となった現在、武さんはどんな未来を見据えているのでしょうか? 今のモチベーションを尋ねると、少し考えて「もっとすごい馬に巡り会いたいですね」と一言。

「ディープインパクトに出会えたとき、周りからは『これ以上の馬は出ないよ』という声をよく聞きました。でも、またすごい馬が出るかもしれない…。ジョッキーを辞めたら、そのすごい馬に乗れないじゃないですか。自分自身に対しても、もっと速く乗れるんじゃないか? もっと上手くなれるんじゃないか? と常に思っていますね。そんなふうな楽しみが多くて、良い仕事ですよ」

このインタビューで武さんの口からは、何度も何度も「楽しい」という言葉が出てきました。楽しいことが続けるモチベーションなのでしょう。しかしながらファンからすれば、伸ばし続ける記録も気になるところです。

「普段、記録を意識することはあまりないですね。ただ今は、少しだけ楽しみにしている記録があります。自分が最年少記録を持っている記録で、最年長記録を出したい。これも年齢を重ねて続けるからこそ狙えるもの。楽しみの一つです」

もちろん、「獲得したいタイトルはある」とも言います。20代、30代、40代で合計5回制覇しているダービーを、50代で勝つのも一つの目標とのこと。その中でも、やはり凱旋門賞です。フランス・パリ、ロンシャン競馬場で開催される世界最高峰のレースで、日本馬はいまだ勝ったことがありません。武さんも、ディープインパクトやキズナなどに騎乗し、これまで9度挑んできました。

「凱旋門賞は、いつか勝たなきゃ。だって、武豊ですから」

みんなが「武豊」に期待するなら、全力で応えたい。そのためにも、武さんは進化の歩みを止めません。日本の競馬のレベルは格段に上がり、若手ジョッキーの実力向上も著しい。そういった状況で、経験や実績だけで勝ち続けることは不可能です。

「新人でも上手かったら勝つし、53歳でも上手に乗ったら勝つ。それも騎手の面白いところ。のんびりはしていられませんよ。正直、進化しているかどうかはわかりません。でも、『進化しようとしている』とは胸を張って言えます」

常に進化を忘れない。この思いは武さんと同じく、35年の月日を刻んできた「アテッサ」も同じ。光発電「エコ・ドライブ」の搭載や電波時計、GPS衛星電波時計の投入など、常に最先端技術を取り入れ、進化を続けてきました。だからこそ武さんは、『アテッサ』に親近感を覚えたのかもしれません。

「止まったら、終わってしまう。どんなことがあっても少しずつでいいから、進み続けなくてはいけません。それが騎手としての生きがいでもあります。あと数年経ったら、還暦も見えてくる。そのときにどうなっているのか? 自分の将来が楽しみですね」

実は「アテッサ ACT Line」のキャッチコピーには、以下のような文言があります。まさに武さんの競馬に対する姿勢と相通ずるので、最後に紹介します。
好きなことに全力を注ぎ、困難に直面しても、進むことをやめない人がいる。明日を変えられるのは、今日の自分次第だということを、その人たちは知っている。動けば、景色は変わっていく。一歩を踏み出す、その手にACT Line。

Profile

武豊

たけゆたか/1969年3月15日生まれ。京都府出身。1979年に乗馬を始め、1984年JRA競馬学校へ入学。1987年3月1日、騎手デビューし、翌年にはスーパークリークで菊花賞を制しG1初勝利。1994年にはJRAの日本人騎手として初めての海外G1を制覇し、1995年には26歳4カ月の史上最速・最年少で通算1000勝達成。2005年にはディープインパクトとのコンビで、史上2例目となる無敗での牡馬3冠を達成した。2010年には落馬事故で大ケガを負い約3年のスランプに陥るが、2013年にキズナによるダービー制覇で復活した。2018年には前人未踏のJRA通算4000勝を達成。2019年には、昭和・平成・令和の3元号で同一のG1を制覇することに。歴代最多のG1勝利数、JRA歴代最多勝記録、歴代最多騎乗数記録、ダービー最多の5勝など、数多くの記録を保持する。

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着用商品

エコ・ドライブGPS衛星電波時計

CC4016-67E
¥275,000(税抜価格¥250,000)