ATTESA

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俳優・市原隼人と
シチズン「アテッサ」
互いに積み重ねた35年の時

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稀代の表現者が見出す、作品づくりへの情熱と「アテッサ」が共鳴する地点―

俳優・市原隼人さんが出合った、シチズン アテッサのACT Line(アクトライン)。市原さんは今年で35歳。シチズン「アテッサ」が誕生した1987年の生まれで、同じ時間を重ねてきました。『アテッサ ACT Line/「AT8185-62E」』を着けた手元に目線を落としながら、「縁を感じますね」と深く呟く市原さん。人生を振り返りながら過去、現在、そして未来へと思いを馳せていただきました。

僕もアテッサも今年で35歳。同じ時代を生きてきた仲間ですね

まるで、そこだけが無重力空間になったかのように…。何かを掴むように高く掲げた手と伸びやかな跳躍。市原さんに自由なポージングをお願いしたところ、そんなアーティスティックな一枚が生まれました。インスピレーションの源は、市原さんの左手首を飾る『アテッサ ACT Line/「AT8185-62E」』にあります。

「着けていることを忘れるくらい軽くて、自然と腕になじみます。しかも、使われているチタニウム素材は宇宙とも関わりがあるとうかがいました。宇宙に携わるには、限られた能力と技術が必要なはずです。このポージングは、そんな最高の技術を詰め込んだ時計と共に、宇宙の中で泳いでいるような感覚を表現しました」

市原さんが話すように『アテッサ ACT Line』は、独自のチタニウム加工技術と表面硬化技術(デュラテクト)を施した軽量堅牢なチタニウム素材「スーパーチタニウム™」が使用されています。これは宇宙スタートアップ企業「ispace」による民間月面探査プログラム、HAKUTO-Rのランダー(月着陸船)の着陸脚パーツにも採用されています。

「僕、宇宙が大好きなんです。そもそも旅が好きなのですが、海外に行くと日本とは全く異なる習慣や文化がありますよね。みんな、自分が生活する環境の中で信じるモノを大切にしながら社会をつくっていると感じています。ですが宇宙という環境は、そこから達観視する存在ではないでしょうか。そして、無数に広がる未知なことから想像を掻き立てられる夢やロマンがあります。自宅のバルコニーにある天体望遠鏡でお酒を飲みながら星を眺めていると、『自分の悩みなんて、ちっぽけなものだなぁ』と感じさせられます」
着用イメージ
身に着けた『アテッサ ACT Line/「AT8185-62E」』の感触を確かめながら、「これは、そんな宇宙に携わる最新技術と100年を超えるシチズンの歴史と文化の重みが折り重なった時計ですね。新たな世界の楽しみを提供してくれる期待を、ぐんと膨らませてくれます」と語ります。

実はアテッサ(ATTESA)は、イタリア語で「期待」や「予感」を意味する言葉。そのことを伝えると、自分が発した偶然の一言に驚いた表情を浮かべつつ時計の感想を続けてくれました。

「チタニウムをカッティングする技術の凄さだと思うのですが、横から見ると艶っぽくて重厚感がありますね。“神は細部に宿る”というように、人はこういったこだわりにそそられますね。存在感は抜群なのに、手に取ると軽くて着け心地もいい。僕は、“直感を裏切られる瞬間”がとても好きなのですが、この時計はまさに、それ…。着けた瞬間、『これは好きだな』って実感できました」

技術者だった父親の影響で、「高次元の技術からなるモノに対して敏感で、その価値を見出しては心からリスペクトする」姿勢を大切にしていると言う市原さん。アテッサにも使われているチタニウムの技術やGPS電波による時刻合わせ、更にシチズンが成し遂げてきた数々の世界初の技術を伝えると、「1987年の誕生以来、35年間にわたってさまざまな努力を重ねながらブランドを確立して、時代をつくり上げてきた姿勢には尊敬を覚えます。僕も今年35歳。同じ時代に自らの志を大切にして生きてきた、まさに“同志”ですね」と、少し表情を緩めながら視線を合わせます。
着用イメージ
市原さんにとって時計は、「ポテンシャルを高めてくれるアイテム」。

「“時は金なり”って、よく言いますが、僕は常に焦っています。例えば、『この役をできるのは、何歳までだろうか?』などと考えることもあります。10代、20代、30代、その年代でしか演じられない役もあります。だからでしょうか、10代の頃から、時間というものを強く意識していました。時計も1日に何度も見ます。お守りとは違うけれど、目に入るたびに“自信”と“勇気”をくれるものといった位置づけです」

その一方で、時計を見なくてよいときは、逆に贅沢な時間を過ごしていると感じるとのこと。

「デビューしてからずっと走り続けています。漕ぐのを止めると倒れてしまう自転車のようなものかもしれません。だから、たまのオフには、時間の無駄遣いをしたいと思うこともあります。普段は緊張感の絶えない現場で、分単位やときには秒単位で急かされています。だからこそ、時計を見ずに好きなことに熱中できる時間は、何物にも変えられません」

多趣味で知られる市原さん。そんな贅沢な時間は、長い付き合いである愛車のバイク「カワサキ Z1」や、写真撮影で使うカメラの手入れに使うことが多いそうです。また、ふらりと海や山、知らない街へと足を運ぶのも止められないそうです。

「もう一つ、大事な時間の使い方があります。それは、『刻(とき)のプレゼント』です。“誰かのために時間を捧げる”ということも好きなんです。自分が支えたい大切な誰かのために、オフの1日を全て使うというのも素敵じゃないですか?」

嫌いだけど好き、好きだけど嫌い。芝居は僕にとって腐れ縁

着用イメージ
今年、35歳になる市原さん。小学校5年生の時にスカウトで芸能界に入り、2001年、14歳のときに映画『リリイ・シュシュのすべて』で主演デビューを果たします。市原さんいわく、「追い求め続ける憧れの映画の形であり、頭の中から一生離れることがない作品です」と述懐します。

「今振り返ると、とにかく恵まれていたと実感します。岩井組はスタッフみんなに愛情があり、岩井俊二監督は父親のような感覚…。プロデューサーは母親。プロデューサーの家にも泊まったりして、本当に家族のようでした。映画は総合芸術。制作陣や技術スタッフは、一生懸命に伝え方を工夫して葛藤の中、仕事をしています。そして、役者は感情を商売道具にして、それに応える。撮影当時13歳だった僕は、『みんな格好よくて素晴らしい職人だ』って素直に思えました。今でも、全ての現場がそういった世界であって欲しいと思っています」

このように皆で一体となり作品をつくり上げる世界は、「アテッサと重なります」と市原さんは言います。

「この時計は、最新技術を支えるさまざまなパーツが組み合わさってできていますよね。自分も映画やドラマ、舞台の中では一つのパーツです。総合芸術である作品の中に、俳優部の一人として参加しています。その中でお客さまに必要とされるべく、身を削って必死に生きている。なんだか、共通する部分があります」

『リリィ・シュシュのすべて』以降は、2004年にはフジテレビのドラマ『ウォーターボーイズ2』で連続ドラマ初主演。同年、主演映画『偶然にも最悪な少年』では、カネシロヒデノリ役で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。

人生において最も多感な時期である10代半ばから、俳優として活躍してきた市原さん。ですがあるとき、映画やドラマの撮影現場が苦しいものになってきた時期もあったそうです。

「若い頃は、何度も芝居が嫌いになりました。役が決まっても、どう向き合えばいいか分からない。プレッシャーに押しつぶされて、精神状態が不安定になることも。夜眠れなかったり、涙が止まらなかったり。実は、部屋の隅でシクシクと泣いていたこともありました。頑張りたいし、一生懸命やりたい。だけど、その方法がわからなくて…」

強くて芯の通った、熱いイメージがある現在の市原さんからすると、正直、意外な一面。そんな彼を何が変えたのでしょうか?

「自分は一生、俳優を生業(なりわい)とするんだ」って腹をくくることができたのは、ファンのおかげなんです」と市原さんは言います。

「何度も嫌いになった芝居。でも、何度も好きになっているんです。嫌いだけど好きで、好きだけど嫌い。なんて言えばいいのかな…腐れ縁ですかね。この縁をつないでくれたのは、ファンの皆さまのお気持ちやお言葉です。

人生の3分の2ぐらい芝居をやっていますが、俳優という仕事の目的は、お客さまに喜んでいただくこと。それによって自分も生かされています。極論、役者なんて世の中になくてもいい職業かもしれません。だからこそお客さまに必要とされるために、自らの存在意義を追い求め続けなくてはなりません。そこを考え続けることが、僕が全うすべき使命であり、責務だと思っています」

そんな考えに至った、忘れられないメッセージ。それは、余命幾ばくもないファンからの言葉でした。「今は病院にいますが、市原さんの作品や芝居を見ると頑張れます」――その言葉に市原さんは、涙が止まらなかったそうです。

ほかにも、「学校に行くことを怖がっていたお子さんが、作品を観て登校する勇気を持てた」とか「人と話す機会がなかったけれど、市原さんの作品が人と話すきっかけになった」など、さまざまな言葉に背中を押された市原さん。

「僕はこの方々のために頑張っています。ファンの中には、厳しい立場や状況の方もいらっしゃいます。それでも、ほんの少しかもしれませんが、自分の存在が希望になれることもある…そう思えたときから、作品や芝居、そして俳優という職業に、より真摯に向き合おうと決めたんです」
着用イメージ
その姿勢は、役の選び方にも如実に表れています。最終的な決め手は、お客さまやファンに愛情を注げるかどうか。「どんなことがあっても、ビジネスが夢を上回ってはいけない」と真っ直ぐに語ります。

「映画やドラマは、夢とビジネスが混沌としている世界です。生々しい話をすれば、動くお金によってその規模やギャランティも変わります。ですが、小さな舞台でも大きな舞台でも、それこそ道端であろうと、演じる僕にとっては全て夢の場所なんです。何かを伝えることに、作品の規模や役の大小といった価値の差はない。そう確信しています」

そして年齢を重ねるにつれ、演じる役の幅は広がりました。またコロナ禍を経験し、心境にも変化が生まれたと言います。

「若い頃は、ニッチなほうに行きがちだったかもしれません。サスペンス作品なら、狂気の芝居がしたい。恋愛作品なら、より深く入り込みたい。アクション作品でも、社会情勢を絡めた深い展開にしたい…などなど、そんなことばかり考えていました。

ですがコロナ禍を経て、大衆に向けるエンターテインメントの必要性を痛感したんです。生まれたての赤ん坊から100歳を超える方まで、全ての方にわかりやすく、ただ単純に作品を楽しんでいただきたい。昔の僕からすると、それはあり得ない考えかもしれません。もちろん、ボロボロになるまで自分を追い込んで、深い感情で演じることを止めるわけではありません。ただそこに、『多くの方々に向けたエンターテインメントを演じ、可能な限りたくさんのお客さまに楽しんでいただきたい…』という感情が芽生え始めたんです」

そういった意味では、現在公開中の映画『劇場版 おいしい給食 卒業』は、まさに多くの人が共感を抱いてくれるに違いないエンターテインメントです。2019年にドラマシーズン1が放送され、翌年には劇場版第一弾が公開。2021年にはシーズン2が放送されました。1980年代の中学校を舞台に、給食絶対主義者で給食マニアの教師・甘利田幸男(あまりだゆきお)と生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描いた学園グルメコメディです。このドラマで市原さんが演じた甘利田は、狂気を感じさせるほど給食に執着する役柄。ですが、その姿や振る舞いは非常にユーモラスでもあり、ハマる人が続出しました。

商品イメージ

着用商品

エコ・ドライブ電波時計
(ワールドタイム機能)

AT8185-62E
¥143,000(税抜価格¥130,000)

遊びも仕事も謳歌する男性のための腕時計
ACT Line(アクトライン)は、スーツスタイルとカジュアルの両方で使える、男らしくタフでありながらシャープなデザインが魅力。削り出しのアート作品のような力強さを称えたケースは、ベゼル側面に配したオレンジの差し色が絶妙なアクセントとなり、「アテッサ」ならではの洗練された佇(たたず)まいと妥協のないデザイン性の高さを物語っています。

数多くの先端技術を開発・搭載してきたシチズン。それだけに、本モデルの機能性も抜かり在りません。動力は光発電「エコ・ドライブ」。太陽光や室内のわずかな光を電気に換え、時計を動かし続けます。定期的な電池交換は不要です。素材は独自技術の結晶であるスーパーチタニウム™を採用。ステンレスと比べて約40%軽量で、5倍以上の表面硬度を誇ります。また、「10万年に1秒の誤差」とされる原子時計をもとに送信される標準電波を受信するため、常に正確な時刻を刻み続けます。

自分の人生が尽きたとき、『市原隼人ってこういう人間だよね』って言われれば十分

着用イメージ
10代で主演デビューした少年も21年の時を重ねて、今や35歳。そんな市原さんは現在、どのような境地に立っているのでしょうか? 率直に尋ねると、「正直わからないし、わかりたくもないですね」との答え…。

「現時点は常に通過点であって、生涯未完成です。未完成だから、今日と明日では考えや答えも変わり続けるかもしれません。でも、それでいいんです。時代も環境も変化するのだから、僕自身も変化しなくてはいけません」

常に迷い続けている市原さん。迷いながらも、作品に向き合う姿勢をこう例えました。

「ただ必死に人間臭く、泥臭く、泥水に手を突っ込んで夢を掴んでくるのが、役者の世界。そもそも作品が決まった時点では、その作品自体には存在価値はありません。現場のみんなでコツコツと積み上げて、存在価値をつくっていくのです。それは、様子が分からない泥水に手を突っ込んでいるようなもの。一寸先が見えない状態だからこそ、そこには迷いしかありません。自分で言うのも何ですが、不器用なんですよ」

そしてその迷いは、役づくりに関しても同様です。「正解がないから、自分を信じるしかない」と語ります。

「役と向き合うときは、何度も自分に負けています。一生懸命につくってきたものが、目の前で一気にゼロになっていくことを何度も体感します。それでも諦めずにやり続けていくんです。世界を壊して、またつくっての繰り返しの中で、少しずつ自分に打ち勝っていくしかありません。もちろん、それは辛いし苦しいです。

でもそれは、表現者なら誰でも同じはず。そこで手を抜いたら、人より一歩先にいくことはできません。それに自分が努力する姿を見せることで、周りも変わってくるはずですし…。何かを表現しようとすると、毎回自分のことが分からなくなります。それでも自分が諦めたら終わり。役者を好きでいるためにも、絶対に諦めません。正解がない世界は怖い。でも、そこが面白いんです」

中でも、印象に残っている作品はあるのでしょうか? つい、そんな紋切り型の質問をしてしまうと、「全部です。それぞれやり方が違うので。会社でも上司が違うとやり方が変わるのと同じで、撮影現場もそれと同じです。求められるものが変わります。だからこそ、やり甲斐があります」との答え。ではこれから、どういった作品に携わりたいか? とうかがうと、こう続けてくれました。

「芝居は、どんなに一生懸命にやっても結局は虚像です。ですが、演出や技術スタッフ、制作サイド、宣伝チーム、その全ての頑張りが作品の良し悪しに如実に現れることを考えると、どこかドキュメントの部分もあると思うんです。そういった意味では、これからもみんなで壁を乗り越える、燃え尽きるような作品に携わりたいです」

市原さんの口癖は、「笑わせんじゃねぇ、全然足りねぇ」。これは、自らを鼓舞する言葉。「何をやっても消化不良で、全く物足りない」と言いますが、見据える未来には何が映っているのでしょうか?

「本当は、芝居したくないんですよ…。それはどういうことかと言うと、演じるのではなくて、ただ立っているだけで何かを感じてもらえるような役者になりたいんです。そのためには、これから何十年も必死に人間臭く、泥臭く、がむしゃらにもがき続けないといけません。おじいちゃんになったら、そうなれているかな(笑)。正直、僕は自分に自信がありません。思い描く芝居はできたことがないし、これからも一生無理かもしれません。でも、だからこそずっと追い求めて、墓に入るその日まで、ただ必死に生きていたい。そして自分の人生が尽きたとき、『市原隼人ってこういう人間だよね』って言われれば、それで十分です」

これまで飾ることなく、熱く芝居、作品について話してくれた市原さん。このエネルギッシュな考えはどこからくるのか? 原動力を尋ねると、「怒り」というキーワードが出てきました。

「僕の原動力は、常に『怒り』です。世の中は常に矛盾だらけですが、その矛盾があってこそ成立しています。矛盾に怒りを覚えながらも、ここで生きていくしかないんです。だからこそ自分なりの正義の旗を一生懸命振って、『俺はここで生きているぞ』と叫び続けていきます」

取材の冒頭、市原さんはアテッサを装着し「新たな世界の楽しみを提供してくれる期待を膨らませてくれます」、と感想を述べました。これはまさに市原隼人、その生き方にも通じる言葉でした。35歳で脂がのった役者は、これから時を重ねてどんな姿を見せてくれるのか…楽しみで仕方がありません。

Profile

市原隼人

いちはらはやと/1987年2月6日生まれ、神奈川県出身。芸能界入りのきっかけは、小学校5年生のときのスカウト。2001年、映画『リリイ・シュシュのすべて』で主演と務め、2004年には『ウォーターボーイズ2』で連続ドラマ初主演。同じ年、主演映画『偶然にも最悪な少年』カネシロヒデノリ役で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。 2015年、舞台『最後のサムライ』で舞台初主演。現在、放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』には、13人の宿老の一人、八田知家役で出演。2022年秋に公開予定の映画『レッド・シューズ』では、自身のボクシング経験を生かし、主人公・真名美を真摯に支えるボクシングジムの会長兼トレーナー役・谷川拓巳を演じる。

商品イメージ

着用商品

エコ・ドライブ電波時計
(ワールドタイム機能)

AT8185-62E
¥143,000(税抜価格¥130,000)