「Because I am a Girl」賛同について

シチズン クロスシーは、Because I am a Girlキャンペーンに賛同し、世界の女の子・女性たちを応援します。

世界の女の子に、生きていく力を。Because I am a Girl。プラン・インターナショナル・ジャパン

Because I am a Girl は、国際NGOプラン・インターナショナルが、日本をはじめ、イギリス、オーストラリア、オランダ、カナダなどで展開しているグローバルキャンペーンです。途上国の女の子や女性たちは、貧しさの中、「女の子・女性であること」で、社会の底辺に置かれ、より困難な状況に直面しています。

しかし他方で、女の子や女性たちに力を注ぐこと、教育や学ぶ機会をもたらすことが、彼女たち自身だけでなく、家族や地域、さらには国にとっても、貧困削減につながることが証明されています。
シチズン クロスシー は、Because I am a Girlキャンペーンのコンセプトに賛同し、売上の一部をプラン・インターナショナルに寄付し、途上国の厳しい状況にある女の子・女性たちの人生を応援します。

ガーナにおける女の子のための理数科学力向上支援プロジェクト

シチズン クロスシーは2016年3月から2017年4月まで、ガーナのセントラル州にあるエクムフィ郡において、“女の子のための理数科学力向上支援”を実施しました。

  • プロジェクトの背景 ~ガーナ セントラル州の現状~

セントラル州は、ガーナ10州のなかで3番目に貧しい州 で、総人口は約5万2千人で男性が46%に対して女性が54%を占めます。ガーナ政府が産業や技術の振興を担う人材の育成を教育目標として掲げているにもかかわらず、セントラル州のエクムフィ郡においては、女の子の理科と数学に関する学習到達度が男の子よりも低いのが現状です。

  • プロジェクトスタート~シチズン クロスシーによる支援~

セントラル州、エクムフィ郡で暮らす女の子103人に対し、理科や算数など、伝統的に男の子が好きで得意と考えられてきた科目の学習をシチズン クロスシーは支援しました。それにより女の子たちは、将来の選択肢を広げるほか、女の子を取り巻く課題を解決する能力とリーダーシップを向上させることができました。

理数科教育の重要性に関する意識啓発活動
長老などをはじめとする地域リーダーをはじめ、地域住民に対し女子教育、とくに理数科教育の重要性に関する意識啓発活動やトレーニングをおこないました。

ガールキャンプの実施
合計103名の女の子を対象とし、算数と理科を勉強するための8日間のガールキャンプ を実施しました。
また、ガールキャンプに参加した女の子の学習フォローアップ や、理数科クラブの結成から活動までの支援をおこないました。

理数系教師のトレーニング
対象12校から選ばれた理数系教師26人が、4日間のトレーニングを受けました。創造的な授業、教室運営、わかりやすい副教材の作成について学びました。

  • 女の子からのメッセージ

このプロジェクトを受けて、将来の夢へ向かって頑張る女の子たちからメッセージが届きました。その一部を紹介します。

「逆境に負けずに夢をかなえたい」(ビクトリア 13歳)

ビクトリアは生まれてすぐに母親が家を出てしまい、祖父母に育てられました。学校には行かせてもらえましたが、学用品を買うお金は、自分で稼がなくてはなりませんでした。遠くまで、パイや魚などを売りに出かけて、売上の一部で、自分の制服や学用品を買い、残ったお金は祖父が日常品を買うためにした借金の返済に充てていました。

「銀行に勤めるのが夢です。高校進学を希望していますが、数学がとても苦手でした。しかし、キャンプに参加したことで、数学への苦手意識をなくすことができました。もっと数学を勉強しようと心に決めて、以前よりも先生たちに積極的に質問するようになりました。このプロジェクトのおかげで努力すれば何でもなれると思うようになりました。
キャンプが終わってからは理数科クラブのメンバーになりました。
そして、私たちの下級生たちも理数科クラブを続けてくれると嬉しいです。」

  • プロジェクトで得られた成果

・78%の女の子が高校進学の際に理数系科目を優先的に専攻したいと回答しました。
・対象学校でのリーダー的な役割(生徒会やクラブなど)を担う女の子が10%増加しました。
・教師と生徒の関係性に改善が見られました。
・理数科クラブの存続のための関連の教育施設や行政担当官との協力体制を整えることができました。
・地元メディア(テレビ、新聞)にも取り上げられ、女の子の理数科教育の重要性を広く訴えることができました。

シチズン クロスシーは、あなたとともに、世界の女の子を応援し続けます。

マラウィにおける女の子のための生計向上支援プロジェクト

シチズン クロスシーは2016年3月からマラウィの南部州ムランジェ県のジュマとンカンダの2つの伝統的首長区(トラディショナル・オーソリティ:TA)において、“女の子のための生計向上支援”を開始しました。

  • プロジェクトの背景 ~マラウィの現状~

マラウィでは毎年のように雨季には洪水、乾季には干ばつが発生しています。
2015年1月からの大雨とそれに伴う洪水では、100万人を超える人々が被災、うち約34万人が家を失いました。
約12万人の農業従事者、さらにその農地の4万2,000ヘクタールが被災し、市場に流通するはずだった穀物が10万トン、深刻な経済的損失を受けました。

  • プロジェクトスタート~シチズン クロスシーによる支援~

南部州ムランジェ県のジュマとンカンダの2つの伝統的首長区(トラディショナル・オーソリティ:TA)に暮らす女の子・女性の収入増加を目的としたプロジェクトを開始しました。
15才から35才の女の子・女性合計80人 を対象とし、彼女らが必要なスキルと知見を習得し、経済力を身に付けることを目指します。
長期的には自然災害に見舞われやすいこの地域に暮らす女の子・女性の災害リスクの減少、さらに強い回復力(レジリエンス)の醸成を支援します。

  • プロジェクトの経過

1.村落貯蓄貸付のトレーニング
小規模ビジネス管理、会計管理、トマトや米などの換金作物の栽培技術や販売に関するトレーニング をおこないました。

2.キャッシュ・フォー・ワーク(労働対価による支援)
女の子・女性合計80人が、2週間の植林事業に参加し、7500MWK(約1200円)の給与を受け取りました。女の子と女性の収入増加となるほか、地域の緑化により、洪水対策にもつながりました。


植林にはみんなが熱心に参加しました
  • ケースストーリー

トマト販売から、米の栽培や養鶏へ事業を拡大したアイダ(32歳)

アイダはシングルマザーとして、1人で3人の子どもを育てています。プロジェクトに参加する前は収入が低く、3人の子どものための生活必需品を買うこともできませんでした。
1,000MWK(約150円)を村落貯蓄貸付グループから借り入れ、それを資本にしてトマトを売り始めると、1ヶ月で約20,000MWK(約3,000円)の売り上げがありました。
売り上げの一部で、壊れた家の屋根を修理し、子どもの学用品や制服代に充てました。さらに、米の栽培と養鶏も始め、事業を拡大しました。

シチズン クロスシーは、あなたとともに、世界の女の子を応援し続けます。

過去の活動

  • 2013年

  • 2014年

パキスタンにおける女の子のための教育プロジェクト

シチズン クロスシーは、2013年12月より、パキスタン最北に位置するギルギット・バルティスタン州ディアメール郡において、"女の子が教育を受けやすい環境づくりのための支援"を実施しました。

プロジェクトの背景 ~パキスタンの現状~

(左図)(赤枠部分ギルギット・バルティスタン州)
(右図)ディアメール郡の中心部から山道を車で片道2時間以上

パキスタンでは、国民の多くが農業で生計を立てており、約4人に1人が国際貧困ライン(1日1.25ドル)以下の厳しい生活を送っています。歴史的にも部族文化と宗教指導者の影響が強い父権社会で、人々は自分が属する部族の行動規範や価値基準に従いながら生活しています。

この地域では、環境設備不足や教育の場が限られていることから、女の子が教育を受けやすい環境にはありません。

プロジェクトスタート ~シチズン クロスシーによる支援~

このような状況を改善するために、シチズンが支援する教室建設プロジェクトが2013年12月から2014年6月末まで行われました。

宗教指導者と学校との話し合いを重ねた結果、プロジェクトの内容や実施に対して理解を得ることができ、ギルギット・バルティスタン州ディアメール郡にある10の女学校を対象に、学校の建設だけでなく、給水・衛生施設の設備、清め洗い場の設置などが改善されました。

  • 1. 公教育の導入開始
  • 2. 学校・設備を耐震性のある構造に改修すること
  • 3. 給水・衛生施設の設備、清め洗い場の設置など

プロジェクトの成果

イスラム教の経典コーランのほかに、新たに公
用語であるウルドゥー語、英語、算数を学ぶこ
とができるようになりました。

教育施設が充実したことで、多くの効果を得ることができました!

  • 1. 建物だけでなく、給水・衛生施設の設備、清め設置などが改善
  • 2. 教室の外や老朽化した教室を借りる必要がなくなり、暑い日も扇風機がついた快適な教室で学べる環境が整った
  • 3. プロジェクト開始当初、約1,000人だった子どもが、約1,300人に増加
  • 4. 現在、学校運営委員会メンバーが運営
  • 5. ギルギット・バルティスタン州政府が、このプロジェクトに関心を示し、運営への財政支援について検討を開始

衛生設備が整い、快適に過ごせる
ようになりました。

手洗いや飲み水の不足に悩まされる
ことがなくなりました。

以前のように、教室の外、あるいは老朽化した
教室を借りる必要がなくなりました。

現地の声

皆様のお力によって、たくさんの女の子に笑顔がやどり、うれしい声が現地から届きましたので、一部をご紹介します。日本にいると、当たり前のようにある教育の場ですが、改めて、"当たり前"ではないのだと実感させられます。世界の女の子たちみんなが、自分の意思をもち、笑顔と希望にあふれた時間を刻めるよう、願ってやみません。

シチズン クロスシーは、あなたとともに、世界の女の子を応援し続けます。

マリにおける早すぎる結婚対策プロジェクト

シチズン クロスシーは2014年1月からマリ共和国のセグー州にあるバリエリという農村地域において、"女の子たちが早すぎる結婚をしないための活動の支援"を始めました。

プロジェクトの背景 ~マリ共和国の現状~

西アフリカのマリは、首都バマコから160キロメートル離れた貧しい農村地域です。社会文化的背景やイスラム教を中心とした宗教的な事情により、18歳以下の女の子たちが結婚を強いられるなど、早すぎる結婚が数多く見られます。特にこの地域では、女の子の早婚率*が20.5%と高いうえに、男の子の通学率40%に対し、女の子は26%しかないことがわかっています。

  • *2012年にプラン・インターナショナルの活動地域全体で行われた調査における女の子の早婚率

プロジェクトスタート ~シチズン クロスシーによる支援~

このような状況を少しでも改善しようと、親や宗教指導者、政策決定者を対象とした意識啓発活動や、生計向上活動、女の子たちの職業訓練など、シチズンが支援するプロジェクトが2014年1月から始まりました。

村長や宗教指導者、議会の長など主要な関係者に
よる集会の様子

パートナー団体との契約
マリで性と生殖に関する健康、子どもの保護や環境保護まで幅広い分野で活動しているERAD(Equipe de Recherche et d’Appui pour le Developpement-Development Research and Support Team)と契約を締結。

地域の人々や関係者へのプロジェクトの説明
プロジェクト担当スタッフが、議会や警察、赤十字やNGOなどを含む、この専門分野の様々な関係者を訪問し、このプロジェクトについての説明を行い、理解と協力を求めました。また住民集会では計778人が参加し、プロジェクトの説明を受けました。

「早すぎる結婚監視委員会」の設立、メンバーへのワークショップ開催
早すぎる結婚の問題を迅速に発見し、子どもたちを守る役割を担う委員会が設立され、委員会のメンバー78人に早すぎる結婚を含む女の子の心身を傷つける16の習慣について学ぶトレーニングを実施しました。

地域リーダー対象にしたワークショップ開催
早すぎる結婚の弊害などについて理解を深めるためのワークショップを地域のリーダー計25人に対して行いました。

プロジェクト参加者の声

地域に深く根付いた慣習を変えることは、建物を建てたり、食糧支給といった目に見える結果や成果を出しません。人々の意識を変えるためには、時間と根気強い説得が不可欠です。ワークショップを経て、プロジェクトの参加者から心強いメッセージを頂きました。

女の子たちの声

プロジェクトの始動を受けて、過去に早すぎる結婚を経験した女の子たちからメッセージが届きました。将来女の子たちが自分と同じ経験をしないことを願うメッセージです。

ジェネブ18歳

「私たちの村では、女の子は自分の結婚について、発言する権利を持っていません。結婚には口を出せないのです。拒絶すると従順でないとみなされ、家族は名誉を失い、屈辱を受けます。だから、親の願いを聞き入れるしかないのです。私は、14歳のときに、25歳の夫と結婚しました。

父の弟が私を呼んで、おまえの夫を見つけてきたと言いました。友達と別れるのが悲しくて泣きました。理想の家庭を築くという子どもらしい夢も諦めなければなりませんでした。

結婚した日は、つらくて何度も泣きました。数ヶ月後に妊娠し、体調がかなり悪くなりました。毎日つわりに悩まされましたが、家族のために料理を作らなければなりませんでした。難産でしたので、私も赤ちゃんもかなり体力を消耗しました。今でもお腹に痛みがあります。結婚したとき、私は夫や家族の世話の仕方、食事の作り方を全く知りませんでした。

私は、体が成熟するまでは妹たちを結婚させないでほしいと村役場へ頼みに行きたいと思いました。妹たちに私と同じ苦しみを味わわせたくありません。どうかプラン・インターナショナルの活動が成功しますように。早すぎる結婚をさせないように、親たちへの意識啓発活動を続けてください」

シチズン クロスシーは、あなたとともに、世界の女の子を応援し続けます。