シチズンと日時計

シチズンと日時計のかかわり

1962年(昭和37年)、東京・上野の国立科学博物館に設置したのがシチズン時計の最初の日時計です。

この日時計は、当時の博物館技官 村山定男氏が設計し、小原銀之助氏が製作したものです。

その後シチズン時計は小原銀之助氏の設計・製作による「小原式精密日時計」を全国の公園や公共施設に設置していきました。

銀之助氏が亡くなった後、シチズン時計は氏を継いで日時計作家になった小原輝子氏と協力しながら、銀之助氏製作の日時計の改修や新規設置を行っています。

また、シチズン時計の元社員 上原秀夫氏が設計し、シチズンTIC株式会社が製作を担当した「精密標準時日時計」や「天文精密日時計」も全国6ヶ所の公園や公共施設にあります。

 

※現在シチズンTIC(株)は日時計の製作を行っていません。

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世界天文年2009

2009年はガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で天体観測を始めてから400年の節目の年で、国際連合やユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合が「International Year of Astronomy 2009(世界天文年2009)」と定めた年でした。

この「世界天文年2009」を記念し、シチズン時計(株)は2009年3月21日、横浜市にある「こどもの国」に「世界天文年2009記念日時計」を設置・寄贈しました。

ここを訪れる子供たちや来園された方々に親しまれています。そして、地球は自転しながら太陽の周りを公転していることが「時」の基本であるという、「時」と「宇宙」の関係を その日時計が教えてくれます。

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製作者紹介

小原銀之助氏

1898年(明治31年)~1983(昭和58年)

50歳を過ぎてから独学で日時計の設計を始め、試行錯誤を繰り返しながらも、海外も含め400基以上の極めて正確な日時計を設計・製作しました。
小原銀之助氏による日時計は「小原式水平型精密日時計」と呼ばれています。

 

神奈川県卓越技能者賞受賞

相模原市市民文化賞受賞

小原銀之助氏

小原輝子氏

1983年(昭和58年)に小原銀之助氏が亡くなった後、氏の後を継いで日時計作家として活躍しています。

下記は小原輝子氏とシチズン時計とのコラボレーションによる最近の作品です。

 

「2008洞爺湖サミット記念日時計」 (札幌市・中島公園 2008.6.10)

「函館開港150周年 記念日時計」 (函館市・函館山 2008.6.10)

「世界天文年2009 記念日時計」 (横浜市・こどもの国 2009.3.21)

「開園40周年 記念日時計」 (宮城県・県民の森 2009.6.8)

「開館40周年 記念日時計」 (箱根・彫刻の森美術館 2009.6.10)

 

小原輝子氏のウェブサイト 「SUNDIAL」

http://www17.plala.or.jp/hidokei-ohara/

小原輝子氏

上原秀夫氏

小学校3年から星の世界に興味を持ち、高校時代に望遠鏡製作や天文学の勉強を始めました。

シチズン時計入社後は、世界初の星座表示クォーツウオッチ「コスモサイン」、大気差まで補正し秒単位の精度を誇る前代未聞の超高精度多機能大型日時計「天文精密日時計」をはじめとする数々の先駆的な天体時計、日時計の開発と設計を手がけました。

 

日本時計学会青木賞受賞
東亜天文学会賞受賞

上原秀夫氏
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