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2018/04/02

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シチズン時計創業100周年を記念し
寺山修司の「時計」に関する物語画集が4月2日に東京美術から刊行

シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市/代表取締役社長:戸倉 敏夫、以下シチズン)は、1967年2月から1970年9月まで、シチズン(当時シチズン商事株式会社)の広報誌に連載された、寺山修司の「時計」に関する珠玉の掌編15編を収録し、気鋭の画家たちの描き下ろし作品を加えた画集『寺山修司 時をめぐる幻想』を、4月2日にシチズングループの出版社、東京美術から刊行いたします。

寺山修司『寺山修司 時をめぐる幻想』
出版社:東京美術
定価:2,300円+税
発売日:2018年4月2日

シチズンは1918年に創業し、今年5月28日に100周年を迎えます。この記念すべき年に出版される画集『寺山修司 時をめぐる幻想』は、1967年2月から1970年9月までの27回にわたり、シチズン(当時シチズン商事株式会社)の広報誌「Citizen Sales News」に連載された寺山修司作品のうち、「時計」に関する幻想的な物語15編に、現在活躍中の画家の絵を新たに加えてお披露目するものです。また、巻末に収録された、シチズン営業マン向けのエッセイ「セールスマン博物誌」は、本画集が初公開となります。

連載開始時の1967年は、寺山修司が、日本の演劇史に輝かしい記憶を残した、演劇実験室「天井棧敷」を設立した年でもあります。彼は、既存の演劇スタイルに異議を唱え、常に新しいスタイルを追求し、演劇の可能性を広げることに精力を傾け続けました。その活動は、多くの表現者に影響を与え、彼の精神は、今尚、数々の作品の中に受け継がれています。

寺山修司の妖しく美しい「時計」をめぐる物語の世界に触れることで、ふだん何気なく過ごしている「時間」や、いつも身近にある「時計」について、新たな発見や豊かな考察が生まれることを、シチズンは願っております。

<寺山修司略歴>

1935年12月10日、青森県弘前市生まれ。歌人、俳人として活躍するかたわら、詩、戯曲、シナリオ、放送劇、映画、小説、評論など、多方面において活躍。1967年、演劇実験室「天井棧敷」を設立。1983年没。

【目次】

  • はじめに 知られざる貴重な作品群との思いがけない邂逅によせて 青森大学社会学部教授 久慈きみ代
  • Ⅰ 時計幻想館
  • 魔女時計 絵 北川麻衣子
    花時計 絵 山科理絵
    だまし時計 絵 小川香織
    見えない時計 絵 水野恵理
    少女の時計 絵 奥村彰一
    天文時計★リフレイン 絵 川口起美雄
    時計牢 絵 塩月悠
    猫時計 絵 田嶋香里
    蝶時計 絵 智内兄助
  • 甦る寺山さんの言葉 映像作家 萩原朔美
  • Ⅱ 時計の歴史
  • 日時計   絵 谷村友
    方柱碑   絵 伊豫田晃一
    火時計   絵 山本タカト
    焔時計   絵 菅野まり子
    振り子時計 絵 浅野勝美
    小型時計  絵 阿部千鶴

  • 制作を終えて
  • 特別付録『セールスマン博物誌』

<東京美術とは>

1960年の創業以来、美術・歴史を中心に幅広い書籍を刊行してきました。出版・印刷・映像の3つの部門があり、印刷部門では取扱説明書などの制作・印刷を請け負っています。映像部門では大手テレビ局の報道・情報番組用テロップ・フリップ他を受託しています。
URL: http://www.tokyo-bijutsu.co.jp

<シチズン時計とは>

シチズン時計は、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールであり、世界130ヶ国以上でビジネスを展開するグローバルカンパニーです。1918年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。
2018年、創業100周年を迎えるシチズン時計は、これからも時計の未来を切りひらいていきます。