MILAN DESIGN WEEK 2016 “time is TIME”

シチズンは、「Better Starts Now」というブランドの信念のもと、時計の未来を切りひらくシチズンブランドの魅力をより多くの方々へ伝えるために、DGT.田根剛氏とタッグを組み、今回ミラノデザインウィークへ出展いたします。

日時
2016年4月12日(火)~ 17日(日)  10:00 ~ 21:00
※ 4月17日(日)は18:00 終了
会場
Superstudio Più “Art Point”(スーパースタジオ・ピュ-内 アートポイント)
所在地:Via tortona 27, 20144 Milano (イタリア ミラノ市内 トルトーナ地区)

「ミラノデザインウィーク」とは

毎年4月にイタリア・ミラノで開かれる世界最大級の国際家具見本市、正式名称「Salone Internazionale del Mobile di Milano」と同時期に、ミラノ市内各所で開催される展示やイベント、通称「Fuori Salone」(フォーリ サローネ)を合わせた総称です。
今回、弊社は「Fuori Salone」のひとつとして出展します。

time is TIME

2016年のテーマは「time is TIME」。二つの時間(time/TIME)を体験するインスタレーションとなります。
なぜ時間は“いま”という一瞬があるのに、時間は絶対に“止まって”くれないのか。人や物は“古く”なっていくのに、なぜ時間だけいつも“新しく”なっていくのだろうか。

時間は常に動き“変わる”。変わることだけが永遠に変わらない。必ず訪れ、そして去って行く。それが時間です。
「time is TIME」 は、時間の世界により深く踏み込み、「いま」と「未来」を体感できる展示です。

"time" = 瞬間、はじまり、偶然、いま
"TIME" = 時代、永遠、必然、未来

VIRTUAL TOUR

会場の様子を動画でご覧ください。

Photo Gallery

INSTALLATION

約12万個もの全ての時計部品を支える基盤である「地板」を用いたインスタレーションは、会場内の中央にある二つの空間(SPACE A/SPACE B)で全く異なる体験が起こります。それぞれ異なる表現で、光り輝く地板が約850㎡の空間を埋め尽くします。この表現は、部品づくりから完成形までをすべて自社で行えるマニュファクチュールだからこそ実現できる、シチズンらしい表現のかたちです。

SPACE DESIGN

○SPACE A
絶え間なく動き続ける“時間の流れ”を表現しています。
○SPACE B
一秒の間に存在する“さまざまな時”を表現しています。

Design Concept

シチズンは、それぞれの時代において、その時々の最先端技術や価値観とともに、腕時計の新たな可能性を提案してきました。常に時計の未来を切りひらいてきたシチズンの、技術やアイデアのはじまりの起点となる代表的な18個の時計を展示します。

  • 1966
  • 1976
  • 1984
  • 2001
  • 2010
  • 2015
  • 2016

CITIZEN DESIGNとは

シチズンのデザインは約100年の間、時代とともに進化してきました。
私たちは、それぞれの時代の最新の技術とともに腕時計の新しい可能性を探求し続け、
デザインの力によっていままでにない選択肢を生み出してきました。
技術に美を重ね合わせた時はじめて、「機械」に命が宿ります。
「新しい技術にはじまりを与える」、それがシチズンデザインです。

CREATIVE DIRECTION

CITIZEN Design Team × 田根剛 Tsuyoshi Tane

田根剛プロフィール

1979 年東京生まれ。建築家。
2006 年、ダン・ドレル(イタリア)、リナ・ゴットメ(レバノン)と共にDGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)をフランス・パリに設立。
2006 年『エストニア国立博物館』の国際設計競技にて最優秀賞(2016 年完成予定)、また新国立競技場基本構想国際デザイン競技の『古墳スタジアム』がファイナリストに選ばれ国際的な注目を集める。2015 年、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「建築家フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」展覧会ディレクターを務め話題となった。フランス文化庁新進建築家賞、ミラノ建築家協会賞受賞、ミラノ・デザイン・アワード2 部門受賞(2014)など多数受賞 。2012 年より、コロンビア大学GSAPP で教鞭をとる。

INSTALLATION DESIGN

DGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)

DGT. はパリを拠点に2006年より設立されたダン・ドレル、リナ・ゴットメ、田根剛の共同主宰による都市・建築・空間デザインの設計事務所である。 2006年『エストニア国立博物館』の国際設計競技にて最優秀賞(2016年9月末完成予定)、また新国立競技場基本構想国際デザイン競技の『古墳スタジアム』がファイナリストに選ばれ国際的な注目を集める。代表作に『A House for OISO』『LIGHT is TIME - CITIZEN』『Re-Alimenter Massena』など。現在、フランス・スイス・レバノン・日本でプロジェクトが進行中。フランス文化庁新進建築家賞、ミラノ建築家協会賞受賞、ミラノ・デザイン・アワード2部門受賞(2014)、欧州建築家“Visionary Architects for a new decade” に選出されるなど多数受賞 。
www.dgtarchitects.com

TECHNICAL DESIGN

LUFTZUG
遠藤豊 Yutaka Endo

1977 年新潟生まれ。アートディレクター/ プロデューサー/ テクニカルディレクター。
舞台芸術を中心に、音楽、映像、デザイン、コンプューターテクノロジーとの関わりを独自に作り出す。02 年以降はアートディレクター、プロデューサー、テクニカルコーディネーターとして様々な分野の企画に携わる。05 年トランスボーダーな表現と創造的なディレクションを行うための意思として有限会社ルフトツークを設立。
曖昧なメディアの媒介としての役割を確立しようと活動を広める。プロデュースやテクニカルス タッフとアーティストの、また技術とアイデアの架け橋として、社会的役割を果たすためのプロダクションを成立させることにつとめる。近年は国内 外で積極的に活動を行う。2012 ルフトツーク・ヨーロッパをアムステルダムに設立。積極的な人と間隔の交流を目指し、拠点の境目をなくし、感覚の遍在化を目指す。テクニカルディレクターとして、ミラノサローネ、Baselworld、デザイン展「モノ・オト映像の部屋」(2013 東京)、「北斎」展 (2014 パリ)、建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have anIdea”(2015 東京)他、映像、音響、照明演出などに携わる。
http://www.luftzug.net/

COMPOSITION, SOUND ARTIST
(SPECIAL PERFORMANCE: April 11th & 12th)

evala

音楽家、サウンドアーティスト。
先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外の音楽祭や美術展にてインスタレーションやコンサートの上演、 また公共空間、舞台、映画、広告メディアにおいて立体音響システムや先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドデザインや楽曲提供を行う。

主な近作にはインスタレーション『大きな耳をもったキツネ』(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]/2013)、 『Steppingstone』(経済産業省クール・ジャパン・ファンドオフィス常設/2013)、『void inflection』(山口情報芸術センター[YCAM]/2011)、CD『white sonorant』(PG/2012)、『acoustic bend』(port/2010)。『Perfume World Tour 2nd』 (文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品)、『ELEVENPLAY : MOSAIC公演』、『Hermès - Leather Forever』、『SMAP×SMAP "FACE HACKING"』、『佐藤卓+Rhizomatiks+EVALA:MIND UNIVERSE』、『ハウステンボス NIGHTMARE LABORATORY』、『LUX 25周年キャンペーン』、『TOYOTA Smartphone Entertainment』、『宇宙ミュージアム TeNQ』、『東京モーターショー Mobilityscape Tokyo』、『日本科学未来館 世界の終わりのものがたり』、『LOUIS VUITTON - Timeless Muse』などで音楽を手掛けるほか、『ONE OK ROCK "Mighty Long Fall" 3Dサウンドリミックス、『倖田來未 "Dancer in the Rain" VR Music Video』サウンドディレクション、『蜷川実花:Self-imag展』音響プログラム、『杉本博司:Lost Human Genetic Archive展』3Dサウンドプログラム、ボーカロイド・オペラ『THE END』サラウンドプログラムなどがある。
http://evala.jp/

SOUND ENGINEERING

WHITELIGHT

SPECIAL PERFORMANCE: April 11th & 12th

PIANIST

向井山朋子 Tomoko Mukaiyama

オランダ・アムステルダム在住のピアニスト、美術家。1991年国際ガウデアムス演奏家コンクールに日本人として初めて優勝、村松賞受賞。アンサンフル・モデルン、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ロンドンシンフォニッタ、 ロイヤルコンサルトヘボウなどに毎年ソリストとして招聘され、新曲の初演に携わる。また、近年は従来の形式にとらわれない舞台芸術やインスタレーション作品を発表。向井山の関心は一貫して、音楽が演奏される空間とそれに関わる人間(演奏者、観客)が音楽をどのように受け止め、またその空間を知覚するかにある。日本とオランダ、自身のあるいは他者の身体性、セクシャリティ、演奏と記憶、などをテーマに異なるテーマを横断し侵犯しながら共存をめざす作品の演奏・制作を続けている。2007年、向井山朋子ファンデーションをオランダに、2015年には日本で一般社団法人◯+(マルタス)を設立し、プロデュースの分野でも活躍。音楽のみならず美術、建築、ファッション、ダンス、写真など幅広い分野とのコラボレーションで独創性を発揮している。今年は 建築家の伊東豊雄氏らと共にファッションと境界線をテーマにした舞台『La Mode(ラ・ モード)』を制作、台中オペラハウスのこけら落としのあと、東京、オランダでツアー。またさいたまトリエンナーレで新作『HOME』を発表する。
www.multus.jp

PIANO SUPPORT

F308 FAZIOLI

ファツィオリ(伊: Fazioli)は、1981年に創業したイタリアのピアノメーカーで、イタリアの職人が手造り少量最高級を目指し製造されたピアノ。世界で最も高額なピアノとして知られており、チャイコフスキー国際コンクールの公式ピアノとして採用されている。

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