POWERED BY LIGHT Eco-Drive 40 Years

1976年、シチズンが世界で初めてアナログ式光発電時計を発売してから、今年で40年を迎えます。
エコ・ドライブと名付けられた、わずかな光でも時計を動かし続けるこの技術は、より多機能に、より小さく、より薄く、より美しく、さまざまな時計に進化し、多くの人々を魅了し続けています。しかし私たちの改善に終わりはありません。シチズンはこれからも光発電時計のパイオニアとして、人々をインスパイアし続けていきます。世界中の市民に、愛され続ける腕時計をつくるために。

エコ・ドライブとは

エコ・ドライブとは、太陽光はもちろん室内のわずかな光をも電気に換えて時計を動かし続ける、シチズン独自の技術です。光が文字板を通過し、ソーラーセルで電気に変換され、モーターに伝わり時計を動かします。余った電気は二次電池(充電式の電池)に蓄えられるため、暗闇でも6ヶ月以上動き続けることができます。

*一部対象外のモデルもあります。

エコ・ドライブの特長

電池交換が必要ない。
定期的な電池交換をする必要がないので、交換する手間やコストがかかりません。
わずかな光でも充電できる。
太陽光はもちろん、蛍光灯などわずかな光でも充電可能。日常生活で時計が止まる心配がありません。
暗闇でも6ヶ月以上動き続ける。
一度フル充電すれば、暗闇でも6ヶ月以上*駆動可能。中には、10年間動き続けるモデルもあります。
*一部対象外のモデルもあります。

どこにいても光さえあれば動き続けるエコ・ドライブ。その革新的な技術から生まれた腕時計は、世界中のさまざまな人々をインスパイアし、暮らしに寄り添い、それぞれの物語を紡いでいます。

  • 定期的な電池交換は不要
  • わずかな光でも動き続ける
  • 暗闇の中でも、6ヶ月間動き続ける
  • どこにいても、止まらない

エコ・ドライブが誕生するまで

世の中担い、新しい時計をつくるために。

1970年代。電池で駆動するクオーツ時計が主流になったものの、当時は電池の寿命が短く、また電池を交換できる環境も整っていませんでした。そんななか、シチズンは「電池交換が不要の止まらない時計」を目指して、世界に先駆けて光発電時計の開発をスタートしました。そして1976年、シチズンは世界初となるアナログ式光発電時計を発売。すべてはここからはじまりました。

その名は、エコ・ドライブ。

その後、シチズンの光発電時計は連続駆動時間を大幅に延ばし、また太陽光だけでなく蛍光灯などの光でも充電できるなど、技術を進化させてきました。そんななか、シチズンの光発電時計を世界中の人々に伝えるためにつけられたのが「エコ・ドライブ」という名称です。エコ・ドライブには、「人・社会・環境に優しく、ずっと動き続ける」という意味が込められています。常に時代の先端を走り続けてきたシチズンのエコ・ドライブ。さらなる進化に向けて、そのチャレンジは止まることはありません。

ERという思想

―「より良い」時計を作るために―

より薄く(Thinner)、より小さく(Smaller)、より速く(Faster)…。シチズンのエコ・ドライブには、より良い時計を追求する「ER」の精神が宿っています。小型化や薄型化は新しいデザインを生み出しました。また、多機能化は海中や上空での使用を可能にしました。それはシチズンのブランドステートメントである「Better Starts Now」に通じる、常に進化しつづける存在であることを意味しています。これからもエコ・ドライブは、常に新しい機能や美しさを表現しながら、 世界中のさまざまなシーンで活躍できる時計として、多種多様な顔を魅せてくれることでしょう。

  • Thinn-ER(より薄く)
    "STILETTO"
  • Small-ER(より小さく)
    "xC MINISOL"
  • Deep-ER(より深く)
    "PROMASTER
    Eco-Drive AQUALAND"
  • High-ER(より高く)
    "PROMASTER
    Eco-Drive ALTICHRON"

※現在は生産されていないモデルも掲載されています。

40年の集大成、Eco-Drive One

世界最薄2.98mm。シチズンの技術と美が生み出した、ひとつの進化のかたち。それが、40年の集大成ともいえる、もっとも新しいエコ・ドライブ腕時計「Eco-Drive One」です。薄さわずか1.00mmのムーブメントに85個ものパーツを格納。薄さと強さを両立する新素材の採用をはじめ、マニュファクチュールのシチズンの利点を活かしほとんどの部品を新規で製造するなど、シチズンの持てる技術力と情熱をすべて取り入れた作品となっています。
Eco-Drive Oneは、シチズンの新たな第一歩です。私たちはこれからも、世界中の人々をインスパイアする腕時計を作り続けます。そのチャレンジに終わりはありません。

*アナログ式光発電時計において。2016年2月現在、当社調べ。

技術を超えて、商品を超えて

エコ・ドライブは、シチズンにとって単なる技術のひとつではなく、ブランドを牽引する大きな存在です。たとえば日本では、消費者のエコ意識向上への貢献が評価され「エコマーク商品」に認定。環境先進企業としてのシチズンのイメージ醸成に寄与しました。また、世界最大の宝飾と時計の見本市であるバーゼルフ ェアでは、マニュファクチュールの象徴である時計の基盤「地板」を使用し、光と時テーマにした壮大なインスタレーションを実現。世界の舞台でブランド発信を行っています。エコ・ドライブは、技術を超え、また商品を超え、シチズンブランドを牽引する大きな役割を担っているのです。

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